大阪クラシック閉幕♪♪

▲期間中この団扇を持った人々が御堂筋を闊歩していたのだ。

今年で２回目となる大植英次氏プロデュースによる大阪のクラシックの祭典「大阪クラシック」が７日間の日程を終え今日閉幕した。このイベントは大植氏と氏が音楽監督を務める大阪フィルハーモニーが中心になり大阪の中心御堂筋沿いのオフィスビルのロビーやカフェ、百貨店などを会場に延べ60回のコンサートを開催するというクラシックファンにはたまらないイベントである。ほとんどのコンサートが無料で入場でき通りすがりに音楽を楽しめるという趣向である。
私は今回初めて娘と共に出かけてみたが、なかなか楽しい！初日のオープニングコンサートを大阪弁護士会館のホールで、その後梯子してＭＵＦＧ大阪東銀ビルロビーでのイベントを楽しませてもらった。
なかでも大植氏の話術の巧みさと聴衆に対する気配りには脱帽した。
弁護士会館では「ロビーにも入れない人が沢山いらっしゃいます。法律の規制とかあるようですが、どうぞ中に入って下さい。当局からクレームがついたら弁護士さんが助けてくれます！」場内は爆笑。それでもロビーにまで聴衆が溢れドアを全開しての演奏となった。「小さなお子さんを連れた若いお母さんたち、今日はお子さんが泣いても気にしないで良いですよ。会場の皆さんは理解してくれますよ！」（場内拍手）。およそかつての”マエストロ”のイメージを覆す気さくな人柄に魅了された人も多いに違いない。
最終日となる今日は生憎出勤だったが、会社への道すがら大阪市役所前を通るとロビーで行われる13：30からのコンサートに早くも100人ほどの行列ができていた。どうやら今年も大盛況のうちに閉幕を迎えたようだ。来年も是非聴きに行こう！！
大植さん、大フィルの皆さんお疲れ様でした！協賛企業の皆さん素敵な会場をありがとう！

・・・・・娘が、クラシックは「のだめカンタービレ」が全てではないことを理解してくれれば良いのだが。

▲プログラム　御堂筋沿いの企業が会場を提供している。

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