セブンシーズマリナー大阪来航 [船の旅]
全室プライベートバルコニー付の豪華クルーズシップ
秋のクルーズシーズン到来ということで、9月25日世界でも指折りの豪華客船である「セブンシーズマリナー」(SEVEN SEAS MARINER)が今年も大阪港に寄港した。フランスのリージェントセブンシーズクルーズ社が運航するこの船は5万トンの大きさながら船客定員は約700名に抑えている。その分キャビンはゆったりと造られておりインサイドルームはなく、全室アウトサイド、スイート仕様。しかもプライベートバルコニー付きという。世界屈指の豪華船といわれるのも納得である。
今回のクルーズはアラスカー大阪/大阪ー香港というコースだとか。つまり大阪で船客の多くが入れ代わるようだ。出航を23時に控えた9月26日、大阪港天保山客船ターミナルに出かけた。
▲天保山渡船の船上から
▲船首を飾るRegent Cruiseのロゴ
▲ブリッジのフランス国旗 なぜこんな場所に掲揚しているのだろう?
▲ギャングウエイの船名横幕
▲大阪港でコースがかわることもあり、救命艇を下ろして修理中?船客輸送用ののヤサカ観光バスも岸壁に出入りしていた。
▲Regent Seven Seas Cruiseのファンネルマーク
▲船社はフランスでも船籍はカリブ海のナッソー(バハマ)
客船ターミナルで写真を撮っていると「Excuise me sir!」と怒鳴る声が聞こえた。振り向くと初老のオヤジがこっちを見ている。私を呼んでいるらしい。「Excuise me」とは言いながら「おい、オマエ!」としか聞こえない。日頃社員をこき使っているワンマン社長なのか?用件は船に戻りたい、とのことだった。セキュリティゲートへの経路を探していると仲間がやって来て無事帰って行った。
秋のクルーズシーズン到来とはいっても大阪港に寄港する外国客船はこの船が最初で最後である。春のシーズンが百花繚乱の賑やかさだっただけになんとも寂しい秋なのである。
へえ。天保山にこんな豪華客船が来ていたなんて・・・気がつきませんでした。
この秋はこれでおしまいなんですか?残念です。
この船、うしろの部分がストンと落ちているところが変わってますね。
ふつうの客船だとプールやデッキが張り出しているのが多いのですが。
by Fuzzy (2007-09-30 09:56)
ファジーさん、こんにちは。
天保山は今や日本でも指折のクルーズポートになっています。昔は沖縄航路などの定期客船が発着していましたが海遊館などと同時に客船ターミナルを整備し大阪市が船会社に猛烈なセールスをかけた結果、クイーンエリザベスⅡなど世界の名だたる船が寄港するようになりました。
今年春のシーズンに訪れた主な客船をまとめてあります。次のURLをご参照下さい。
http://blog.so-net.ne.jp/mirai82/2007-05-15
ご指摘のように最近の客船は船尾に行くほど段落としていくデッキ構成はあまり見られません。ナイフでそぎ落としたような箱型の形状のものが多いです。もう、QEⅡのような優美なシルエットの船は現れないかもしれませんね。
by サットン (2007-10-01 17:39)