ラマダホテル大阪宿泊記 [宿泊記(関西)]
ラマダホテルというよりも・・・
今回ご紹介するのはこのホテル。地下鉄御堂筋線中津駅に直結する便利なホテルである。この建物をみると「東洋ホテル」と思わる方も少なくないかもしれない。
▲御堂筋線中津駅とは地下で直結、貫禄の16階建
そう、このホテルの前身はかつてロイヤル、プラザとともに大阪のホテル御三家と呼ばれた東洋ホテルである。昭和44年開業ということからわかるとおり大阪万博を睨んで三和銀行(当時)を中心としたグループにより設立されている。しかし、その後のホテル開業ラッシュの中、モルガンスタンレー系列の㈱御堂筋ホールディングに売却され平成18年1月ラマダブランドで再デビューしている。
ちなみに御三家のうち、ロイヤルはリーガロイヤルに名称変更、プラザは親会社朝日放送のご都合で廃業している。ホテル業のはかなさを痛感するのである。
▲ロビーをはじめパブリックスペースは完全にリニューアルされている
今回の予約は「じゃらんネット」から当日予約。エコノミーシングルを5500円で。
このホテルのウリの一つが地下鉄中津駅直結という足回りの良さだが、ホテルに繋がっているのは梅田寄りの3番出口。ところが、私が乗ってきた車両はあいにく千里中央寄りの先頭車、200mはあろうかというホームを歩くことになる。体調が悪い時の私には酷である。
なんとか地下アーケードからロビーに入りチェックインする。
▲スーペリアツイン(24.5平米)
例の如く深夜のインだが、女性クラークが迎えてくれる。
「本日、ご予約いただいておりましたシングルのお部屋が満室ですのでツインのお部屋でご用意させていただきました」とのこと。深夜のインではありがちな話だがラッキーである。・・・・よく考えれば私はこのホテルのメンバー登録をしており過去利用実績もあるのでその関係かもわからない。ノーデポ、サインレスでのチェックインだった。
荷物がないせいかベルサービスはなく一人で客室に向かう。エレベータは創業当時のままらしく停まるたびにガクンと揺れた。
▲スーペリアツイン ベッドスペース
客室を入ってびっくり!正面には大型のソファがでんと構えている。これはツインの中でもスーペリアツインではないか。5500円では申し訳ない。ちなみにスーペリアツインはスイート以外では最も広い部屋である。HPでは24.5平米とあるが、実感としては30平米クラスである。
▲ベッド周り
L字型の室内はリビングとベッドスペースが分けられたような間取りで快適である。ベッドは清潔そうなデュベ仕様。ナイトテーブルもランプの他はデジタル表示のアラームクロックが置かれているだけで極めてシンプル。シングルユースじゃもったいない・・・・・
▲大型のソファ
ゆとりの広さを誇示するような大型ソファ。もちろんトリプル対応のためのソファベッドだが、硬めの掛け心地はなかなかよろしい。下手するとここで眠ってしまいそうである。
▲パソコン一体型テレビ
この客室で嬉しいのがパソコン一体型テレビ。居ながらにして「ホテル&トラベルジャーナル」のコメントチェックができるのだ。
リブランドオープン時は高層階のビジネスフロアに限った装備だったが今はどうだろう?
▲ボルドーグラス
そして、冷蔵庫の上にはワインボトルとボルドーグラス。これは凄い!普通のワイングラスを置いている部屋は珍しくないが、こんなグラスを置かれるとちょっとワインでも開けてみるかという気持ちになろうかというもの。・・・結局飲まなかったが。ひょっとして髭男爵のお陰で破損急増かも。
そうそう、インスタントのコーヒー、紅茶も無料。これはポイント高い!
▲洗面台周り
シンプルだが必要なものは一式揃っている。先日のニューアルカイックとは違うところ。グラスも一見プラスチックに見えるが陶器製。
▲バスルーム
ごくごく一般的なユニットバスだが、シャワーはモード切り替え可能。
清掃状態も良好。
▲客室からの眺望
せっかく15階の高層階にアサインしていただいたが、一夜明けての窓からの眺めはこれ。北側の客室はこうなってしまう。わずかに右端に淀川を渡る御堂筋線の電車が確認できる程度。伊丹にアプローチするヒコーキも見えるのだが、周囲があまりに建て込んでいる。参考までに南側からは阪急電車、梅田のビル群が見える。
東洋ホテルからガイシ系のラマダホテルにリブランドしレストランのラインナップも一変。確かにガイシ系らしいセンスに生まれ変わりスタッフも元気になったように見える。
しかし、中津駅直結という立地が裏目に出ているように感じる。中津というのがなんとも中途半端なのだ。新大阪まで2駅、梅田まで1駅、ならば選択肢の多い梅田に人は流れるだろう。中津で引きずり下ろすには相当な吸引力が必要になろう。
※なお、阪急中津駅には連絡しておりませんのでご注意を。
今回ご紹介するのはこのホテル。地下鉄御堂筋線中津駅に直結する便利なホテルである。この建物をみると「東洋ホテル」と思わる方も少なくないかもしれない。
▲御堂筋線中津駅とは地下で直結、貫禄の16階建
そう、このホテルの前身はかつてロイヤル、プラザとともに大阪のホテル御三家と呼ばれた東洋ホテルである。昭和44年開業ということからわかるとおり大阪万博を睨んで三和銀行(当時)を中心としたグループにより設立されている。しかし、その後のホテル開業ラッシュの中、モルガンスタンレー系列の㈱御堂筋ホールディングに売却され平成18年1月ラマダブランドで再デビューしている。
ちなみに御三家のうち、ロイヤルはリーガロイヤルに名称変更、プラザは親会社朝日放送のご都合で廃業している。ホテル業のはかなさを痛感するのである。
▲ロビーをはじめパブリックスペースは完全にリニューアルされている
今回の予約は「じゃらんネット」から当日予約。エコノミーシングルを5500円で。
このホテルのウリの一つが地下鉄中津駅直結という足回りの良さだが、ホテルに繋がっているのは梅田寄りの3番出口。ところが、私が乗ってきた車両はあいにく千里中央寄りの先頭車、200mはあろうかというホームを歩くことになる。体調が悪い時の私には酷である。
なんとか地下アーケードからロビーに入りチェックインする。
▲スーペリアツイン(24.5平米)
例の如く深夜のインだが、女性クラークが迎えてくれる。
「本日、ご予約いただいておりましたシングルのお部屋が満室ですのでツインのお部屋でご用意させていただきました」とのこと。深夜のインではありがちな話だがラッキーである。・・・・よく考えれば私はこのホテルのメンバー登録をしており過去利用実績もあるのでその関係かもわからない。ノーデポ、サインレスでのチェックインだった。
荷物がないせいかベルサービスはなく一人で客室に向かう。エレベータは創業当時のままらしく停まるたびにガクンと揺れた。
▲スーペリアツイン ベッドスペース
客室を入ってびっくり!正面には大型のソファがでんと構えている。これはツインの中でもスーペリアツインではないか。5500円では申し訳ない。ちなみにスーペリアツインはスイート以外では最も広い部屋である。HPでは24.5平米とあるが、実感としては30平米クラスである。
▲ベッド周り
L字型の室内はリビングとベッドスペースが分けられたような間取りで快適である。ベッドは清潔そうなデュベ仕様。ナイトテーブルもランプの他はデジタル表示のアラームクロックが置かれているだけで極めてシンプル。シングルユースじゃもったいない・・・・・
▲大型のソファ
ゆとりの広さを誇示するような大型ソファ。もちろんトリプル対応のためのソファベッドだが、硬めの掛け心地はなかなかよろしい。下手するとここで眠ってしまいそうである。
▲パソコン一体型テレビ
この客室で嬉しいのがパソコン一体型テレビ。居ながらにして「ホテル&トラベルジャーナル」のコメントチェックができるのだ。
リブランドオープン時は高層階のビジネスフロアに限った装備だったが今はどうだろう?
▲ボルドーグラス
そして、冷蔵庫の上にはワインボトルとボルドーグラス。これは凄い!普通のワイングラスを置いている部屋は珍しくないが、こんなグラスを置かれるとちょっとワインでも開けてみるかという気持ちになろうかというもの。・・・結局飲まなかったが。ひょっとして髭男爵のお陰で破損急増かも。
そうそう、インスタントのコーヒー、紅茶も無料。これはポイント高い!
▲洗面台周り
シンプルだが必要なものは一式揃っている。先日のニューアルカイックとは違うところ。グラスも一見プラスチックに見えるが陶器製。
▲バスルーム
ごくごく一般的なユニットバスだが、シャワーはモード切り替え可能。
清掃状態も良好。
▲客室からの眺望
せっかく15階の高層階にアサインしていただいたが、一夜明けての窓からの眺めはこれ。北側の客室はこうなってしまう。わずかに右端に淀川を渡る御堂筋線の電車が確認できる程度。伊丹にアプローチするヒコーキも見えるのだが、周囲があまりに建て込んでいる。参考までに南側からは阪急電車、梅田のビル群が見える。
東洋ホテルからガイシ系のラマダホテルにリブランドしレストランのラインナップも一変。確かにガイシ系らしいセンスに生まれ変わりスタッフも元気になったように見える。
しかし、中津駅直結という立地が裏目に出ているように感じる。中津というのがなんとも中途半端なのだ。新大阪まで2駅、梅田まで1駅、ならば選択肢の多い梅田に人は流れるだろう。中津で引きずり下ろすには相当な吸引力が必要になろう。
※なお、阪急中津駅には連絡しておりませんのでご注意を。
昔の名門だけあって、内容も良さそうですね。今まであまり関心のないホテルでしたが悔い改めます。
たしかココのバイキング料理もお徳だったのではなかったでしょうか?
by ファジー (2009-04-22 17:40)
快適そうですね。
あまり機会はないですが、関西に行くときは利用しようかな。
by manamana (2009-04-22 17:43)
出張が多かった頃、ここと第一ホテルが常宿でした。
東洋ホテルではなくなってしまったんですね。
このホテルはJALのCAさんが多かったです。
by schnitzer (2009-04-22 21:07)
こヾ(^o^-) ん(o^ー^)o ばo(^0^o*) ん(o^-^)ヾわ(*^〇^*)ノ”
これで5500円っ!?
寝台料金より安いじゃないですか(^_^;)
by あーちゃん&父 (2009-04-22 21:12)
当初宿泊予定だったエコノミーシングルでも5500円は安いなという気がしますね。まあ中津という少し中途半端な場所なら分かります。もっとも重い荷物がなければ梅田まで歩いてもいい運動になりますが。
それにしても調度品が凄いですね。
by UZ (2009-04-23 07:25)
ファジーさん
東洋ホテルの看板(三和銀行そっくり)を掲げていた頃より元気に見えますよ。1階の「ヌフヌフ」のバイキングは12歳以下の子供無料というのが話題になりました。
by サットン (2009-04-23 08:41)
manamanaさん
万博世代のホテルですが、全面改装されており快適でした。
ただし、ガックンと揺れるエレベータは別ですが。
全体的にコストパフォーマンスの高いホテルだと思います。
by サットン (2009-04-23 08:44)
schnitzerさん
同僚の元JALのおねえさんの話では主に国内線のクルーがこのホテルを利用していたそうです。今はどうでしょうね?
by サットン (2009-04-23 08:48)
あーちゃん&父さん
あくまでもこの客室はアップグレードされたものですが。通常なら半分程度の広さです。まあ、寝台料金は消費者感覚からすると高すぎましたよね。
by サットン (2009-04-23 08:52)
UZさん
当日予約とはいえ確かに安いです。ネットカフェで延長料金払ったりするよりお得ですね!調度類はシンプルで好感が持てました。
by サットン (2009-04-23 08:58)
アハハハ「東洋ホテル」ね、確かに(笑)。
でも、やすいですね♪
by きゅんぱち (2009-04-23 19:27)
東洋ホテル時代はいかにも銀行系ホテルって感じでいま一つ
パッとしないところがありましたが・・・・・
今も金融系か?!
by サットン (2009-04-24 09:33)
はじめまして。
先日、お隣のホテルコムズに宿泊したのですが、部屋は激セマでした。
(じゃらんで予約、6000円台)
こちらを拝見して、ラマダにしとけば良かったと後悔してます。
お邪魔いたしました。
by Lionbass (2009-05-03 12:41)
Lionbassさん、はじめまして、いらっしゃいませ!
コムズは名前は変われども元三井アーバンですから部屋の狭さはどうにもならないんでしょうね。今回のラマダは飽くまでもアップグレードですが、例えシングルでもコムズよりは広いと思います(笑)
また、お越しください。
by サットン (2009-05-05 09:24)