ローカル路線バス乗り継ぎの旅聖地巡礼 ②阪急石橋

第４弾（京都ー宮島）の足跡を訪ねて

バス旅ファンの皆さん、こんにちは！
７月８日、ＢＳジャパンでバス旅第１弾「横浜ー氷見編」が再放送されましたね。ご覧になりましたか。私、第１弾はネット動画でしか見たことがなかったのでありがたく拝ませていただきました。ネット動画も一斉手入れがあったようでほぼ全滅してしまったようですしね。いずれにしてもバス旅ファンにとってＢＳジャパンの番組表チェックは欠かせません。関西地区の方はＫＢＳ京都も要チェックですね。

さて、聖地巡礼第２回は前回ご紹介した「枚方市駅前」同様シリーズ第４弾の１日目に通過した大阪府池田市の阪急石橋駅前を訪ねました。


▲商店街の突き当たりに自動改札が

石橋駅は阪急宝塚線と箕面線の分岐駅。いわば阪急電鉄の原点ともいえる駅であります。現在も主要駅であることには変わりはありませんが、西口の改札口はというとご覧のとおり。商店街のアーケードに溶け込むように乗客を待っています。ある意味、軌道法に則って誕生した宝塚線の駅らしい佇まいです。


▲カフェ　オー・ソーレ・ミーヨ

枚方市ー（京阪バス）－ＪＲ茨木ー（阪急バス）－石橋と駒を進めてきた太川陽介、蛭子能収、根本りつ子のご一行、ここで乗り継ぎに時間ができたため駅前商店街で休憩タイム。
入った店が「カフェ　オー・ソーレ・ミーヨ」。ご一行はホットココアなどを飲みつつ一息つきます。３月の雨の日、バス旅で冷え切った体にココアが滲みたようです。ちなみにこの店はピッツア、パスタなどが自慢のようです。


▲阪急バスで県境越えに挑む

ここで茨木から乗ったバスの乗務員さんの助言で乗り継いだのが阪急バスの９６系統西宮北口行き。つまり大阪、兵庫の府県境を軽く突破です。毎度苦労する県境越えも市街地が連続する阪神間はこんなもんです。ただし、西宮北口行きは本数が少ないので要注意です。また、阪急石橋のバス停は駅から３分ほど歩いたところにあります。駅前が前述したような有様なのでバスが乗り入れできないんです。


▲ＪＲ茨木行きで逆打ち巡礼

今回私は西宮北口には向かわず、一行が辿った道を遡ってＪＲ茨木を目指します。これを敬虔なバス旅教信者は“逆打ち”と呼び尊んでおります。
この９２系統ＪＲ茨木行きは国道１７１号線（西国街道）に沿って、池田、箕面、茨木各市を結ぶ幹線ルート。イメージとしては大阪モノレールの蛍池ー宇野辺間の少し外側を行く感じです。本数も概ね１時間に４本が設定されており便利です。


▲国道１７１号線沿いのバス旅

私が乗った便は今は亡き西日本車体工業製のボディを装架しております。その名のとおり西日本では珍しくもないバスではありますが、今後は消えて行く一方です。
阪急石橋を１０名ほどの乗客を乗せて発車します。その後もコマ目に乗客を拾い、箕面高校前では高校生がどっと乗車、通路にも立ち客が溢れます。順調に流れていた１７１号も日曜とあって箕面市内のショッピングモールの駐車待ちの列が本線を塞ぎしばらく渋滞。そこを抜け出し再び東進し、豊川で大阪モノレール彩都線の高架を潜ります。茨木営業所前で乗務員交代のため運転停車、ラストスパートといきたいところですが、茨木市街の渋滞に巻き込まれノロノロ運転を強いられます。結局ＪＲ茨木には１時間１０分ほどで到着しました。

バス旅一行がこの地を訪れたのは２００９年３月の雨の日。一方、私が訪ねたのは初夏の晴れの日。少々イメージの異なる今回の聖地巡礼でした。

番組ホームページ　http://www.tv-tokyo.co.jp/sat/backnumber/090328.html

タグ：阪急バス テレビ 路線バス

コメント 14

阪急バスは、乗務員交代の運転停車なんてあるんですね。
神戸の市バスに乗っていて、自分はそのような場面に、一度も
お目にかかった事が無いので、新鮮に感じます。
by まるたろう (2012-07-19 07:51) 

石橋駅のたたずまいが、関東で言うと京成電車か東武の亀戸線あたりに似た感じで、ほっとする下町らしい様子です。こんなレポートもうれしいです。
by やまびこ３ (2012-07-19 08:07) 

まるたろうさん

私も夜行以外の路線バスで運転停車というのは初めて見ました。通常営業所前にはバス停が設置されていて乗降を扱いつつ乗務員交代するはずなんですが、茨木営業所にはバス停はありませんでした。
by サットン (2012-07-20 08:49) 

やまびこ３さん

駅前の商店街が門前の仲見世を思わせますね。そこから京成、東武を連想されたのでしょうか。石橋は西国街道と能勢街道の結節点だったようで古くから賑わっていたようです。
by サットン (2012-07-20 08:55) 

あ～・・・ぼんやり覚えているような、いないような。。
企画する方も経路を選定するにあたって、かなり下調べしてそうな気がします。どうすれば面白くなるか、番組としてまとまるか。その辺の落としどころが見ものです。

まあでも私たちは「そこへ行ったらあれ食べろ！オススメ！」とか、「そろそろ宿のこと考えろ！」
・・・なんて、毎回家族みんなであーだこーだ好き放題言いながらみてます(^ ^;;
by うたに (2012-07-21 22:36) 

うたにさん

第４弾は３年前の作品ですからねえ。私は録画していたのと、自分の近所が出てきたので比較的鮮明に覚えておりますが。
おっしゃるようにこのシリーズは事前にかなり綿密なリサーチが行われているように感じます。すんなり行き過ぎても盛り上がらない、逆にどうしようもないミッションを与えても同様ですもんね。正に最適な落とし所を掴んでいるように思います。
ウチでも色々突っ込みながら見てますよ。エビス、我がままばっかり言うな、とか。
by サットン (2012-07-22 13:17) 

大手私鉄、とくに私の場合関西私鉄の途中駅は
乗り換えで列車を降りることはあっても、
改札をでることは滅多に無いので、
商店街などの街並みを見ると新鮮です。
石橋も乗り換えで何度か利用したことはあるものの、
改札外はこんな感じになていたのですね〜。
by あおたけ (2012-07-23 09:05) 

あおたけさん

宝塚線沿線には縁の深い私も石橋駅で降りるのは２回目だったりします。もちろん箕面線に乗り換えたことは何度となくありますが。
それにしても改札を出た所がいきなりアーケードっていうのは面喰いますね。宝塚線の各駅は元々建て込んだ中にある駅が多いんですが、商店街の中にある改札口っていうのはレアではないかと。
by サットン (2012-07-23 12:54) 

BSジャパンの番組表、私もチェックします（^^）
by ドラもん (2012-07-23 13:48) 

ドラもんさん

ＢＳジャパン、夏休み企画で、バス旅バックナンバー一挙放送！なんてあればいいなあと思います。
by サットン (2012-07-24 15:02) 

サットンさん、こんにちは。ごぶさたです。
バス旅のあの番組は以前に見たことがあります。出演している本人たちは喜んでるのか？苦痛を我慢してるのか？と、ぼやきながら旅してる姿を楽しく見た覚えがあります。
石橋にも一行は来たのですね。石橋へは昨年貴殿も知っているある人のお見舞いに行ったときに下車しました。確かに商店街と一体化してる駅ですね。阪急はこんな感じの駅が多いですね。
ところで聖地巡礼といえば、８月５日にある人（T氏）の聖地？である淀屋橋で宴会イベントがあることをご存知でしたか？Ike氏からお聞きになってるかもしれませんが、ご参加でしたらお知らせください。こんなところに書いて申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
by 労軽好人 (2012-08-01 17:02) 

労軽好人さん、暑いですね！
ま、バス旅のレギュラーお二人にとってはもはやこの企画は天職と思って覚悟を決めてもらいましょう。
Ｙさんには伊賀企画でお会いできましてが、その後お変わりないのでしょうか。

さて、淀屋橋企画の件、IKE氏から聞いてはおりましたが、私も病気を抱える身、迷っておりましたが、予約の都合もありますでしょうし残念ながら今の時点では欠席とさせて下さい。もし飛び入り可能であれば当日の体調次第なんですが…。煮え切らない回答で申し訳ないのですがよろしくお願いします。
by サットン (2012-08-02 17:40) 

サットンさん、こんばんは。早速のご返事ありがとうございました。
私もバスは鉄道写真撮影を効率的に行うために使うことがあります。
例えば夜行バスで、小淵沢へ行き、すぐ近くの小海線の撮影ポイントへ行き、その後中央線で甲府へ移動して、河口湖経由で御殿場へ夕刻に付き、富士山バックの御殿場線を撮る...なんてね。なかなか面白いですね。
今日、実は淀屋橋の店へ行ってきました。もう、歩くだけでへばってしまいます。むちゃくちゃ暑かったです。
とりあえずはご欠席ですね。わかりました。当日に店に言って用意してもらえるかは不明ですが、私とメールでやりとりしていただけるのでしたら、Ikeさんにメルアドをお聞きいただくか、下記サイトにある「メールフォーム」からメールください。（私に届きます。）
http://shimizudani31.blog57.fc2.com/
こんな場所で宴会の出欠確認をとってしまって失礼をいたしました。
またよかったら私のブログもご覧ください。
by 労軽好人 (2012-08-02 23:38) 

労軽好人さん
最近すっかりバスブログと化しております。なにぶんにもバス班出身なもんで。
とにかく当日の体調次第なものでこんな回答しかできず申し訳ありません。追ってメールいたしますのでこれに懲りず今後もお誘いいただければ幸いです。
by サットン (2012-08-03 10:43)