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伝説のゼブラバスに遭遇 [バスの旅]

中津営業所にも登場

鉄道業界ではずいぶん前から過去の車体デザインを甦らせるいわゆる復刻塗装車なるものが各地の事業者に出現しておりましたが、最近ではバスの世界にも波及しているようです。関西では奈良交通や阪急バス。JRバス関東には旧国鉄ハイウエイバスのデザインを復刻させたものが登場して話題を集めているとか。
そんな復刻ブームの中にあって私が気になるのが大阪市バスの先々代のデザインである「ゼブラバス」の復刻であります。昭和34年から導入された、濃いグリーンに白い横縞が6本入ったデザインはシマウマを思わせることからゼブラバスの愛称を付けられたそうです。
そのゼブラバスが大阪市の市営交通110周年記念事業の一環として平成の現代に復活したのです。第一号は、住吉営業所に配属され、本年1月1日から営業運転を開始しており、その後、東成を除く7つの営業所に順次導入される予定だそうです。
この復刻デザイン車を是非見てみたい! とは思うもののそこは神出鬼没なバスの悲しさ、運用など分かるはずもありません。道端で張り込み・・・・寒さの続く中、病人には命取りになりかねません。どうしたものか、と思いを巡らせていたところであります。

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▲ゼブラバスとの偶然の出会い 大阪駅北口

そんなゼブラバスとの出会いは全く偶然にやって来ました。先日、ヨドバシ梅田から阪急梅田駅に向かうべく大阪駅北口で信号待ちをしていた私の前に忽然と姿を現したのであります。「オーッ!ゼブラバスや!!」と興奮状態の私。幸いむこうも信号に引っ掛かっている様子、この機を逃す手はありません。素早くコンデジを取り出し、人目も気にせず(アンタら気にならんのか!?)バスを狙います。しかし、多くのクルマが錯綜する大阪駅前のこと、被りなしで撮れたのは右側面のこれだけ。
局番20-1481、所属は中津営業所となっています。110周年記念ロゴマークも見えますね。赤い帯はワンマンカーを示します。さらに窓上部には長円形の白線が。どうやらバス窓をイメージしているようです。妙なところが凝っていますな。なお、このデザインは塗装ではなくラッピング仕上げとなっています。
中津営業所にも配属ということで今後梅田地区での遭遇機会も増えそうです。

osaka city bus.jpg
▲こちらは現行デザインの大阪市バス(トミーテック バスコレクション)

タイトルに「伝説のゼブラバス・・・」などと謳ってしまいましたが、私の子供の頃の記憶にある大阪市バスはまさしくこの色でした。今のバスとは違いリベット打ちの無骨なボディに、この重たいカラーリングはなんとも重苦しく感じたものでした。しかし、逆に言うと軽快なスケルトンボディとなった現代のバスには案外マッチしているのではないかと思えます。ゼブラバスのみならず他社の復刻デザインを見てもそう思います。翻って現行の大阪市バスのデザインときたら、どうにも無難にまとまり過ぎた感じでパンチに欠けますな。バスのデザインは街の景観をも左右する、と常々主張している私としては次回デザインを変更する際には是非とも熟慮を重ねていただきたいと思うのであります。


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yogawa隼

現役時代のシマウマ模様は、利用者にとっても覚えやすく誤乗車が少なかったものと推定します。
 (いろんなバス会社が乗り入れる地域では特に)
現行車は視認性を高めるため、白色ベースで緑色の帯になったのでしょう。
それはさておき、景色に溶けこむ独自なゼブラバスは、地域の歴史としての価値があると思います。
by yogawa隼 (2014-03-05 20:11) 

まるたろう

ゼブラバス、いいタイミングで遭遇できてよかったですね。
自分も、昨年初めて行ったバスまつりで展示を見ましたけど、
走行中も見てみたいものです。
by まるたろう (2014-03-06 08:22) 

サットン

yogawa隼さん

存在感抜群のゼブラバス、確かに誤乗防止の効果もあったんでしょうね。昔は近隣の衛星都市にも乗り入れていたそうですし。その反面、市営交通モンロー主義と言われるだけに大阪市内はほぼ市バスが仕切っていたり。なにかと特徴的な大阪の市営交通ですが、今は民営化の波に晒されております。
by サットン (2014-03-06 11:28) 

サットン

まるたろうさん

いやあ、驚きましたよ!本当に全くノーマークだったんで。中津営業所にも配属されていると知っていればそれなりに警戒もしていたんですが。
次回遭遇する機会があればもう少しマトモな写真を撮りたいと思います。
by サットン (2014-03-06 11:36) 

あおたけ

ゼブラバスとは、そのネーミングも相まって、
なかなかインパクトの強い塗装のバスですね!
この復刻ラッピング、
ひょっとして上段の窓は固定式の「バス窓」を
再現しているのでしょうか?
なかなか芸が細かいです(笑)

ウチの近所を走る京王バスにも何種類かの復刻色が
お目見えしているのですが、
80年代塗装をみると、つい新宿西口の「アノ事件」を
思い出してしまいます。。。
(おそらくサットンさんならばご存知でしょう…)。
by あおたけ (2014-03-06 14:09) 

Cedar

関東鉄として、初めて大阪でこの手の込んだ塗装見たとき、コテコテ大阪を感じたものでした。

by Cedar (2014-03-06 17:12) 

サットン

あおたけさん

実にインパクトあるデザインでしょう! 色合いからして軍用車両のようにも見えますね。
窓上の長円形はおっしゃるとおり、ゼブラバスが現役だった当時の標準仕様であるバス窓ですね。
京王バスも復刻色が話題になっているようですね。コーポレートカラーを纏った今のスマートなデザインに較べると、なんだか野暮ったい色使いだったですね。忌まわしいあの事件、今でもテレビで取り上げられることが多いのでどうしても連想してしまいます。
by サットン (2014-03-06 18:31) 

サットン

Cedarさん

よくもまあ、こんな手の込んだデザインを採用したもんだと思います。シール張りの現代ならともかく当時は全て塗装仕上げだったでしょうに。
でも縞柄のバスって昭和40年代までは各地で見られたように思います。
by サットン (2014-03-06 18:37) 

やまびこ3

ゼブラ塗装というのがあったのですね。
富士急行の現行塗装をググッと渋くした感じでなかなかきれいです。
バス窓、この言葉も懐かしいです。キハ17系の気動車にも採用されたこの窓デザインもなかなかいいですね。
by やまびこ3 (2014-03-06 22:25) 

サットン

やまびこ3さん

ゼブラといえば軽快なイメージですが、ただでさえ無骨な当時の車体にこの色合いですから重い、重い!
富士急も横縞模様ですね。色合いは京都市バスを思わせます。
ご丁寧にバス窓まで再現してくれていますが、一般の人には何のことやら?ってところかも知れませんね。
by サットン (2014-03-07 11:24) 

UZ

このバスはよく見かけます。
先日は守口車庫から出庫するのを見ました。
by UZ (2014-03-08 23:57) 

サットン

UZさん

守口車庫ですか。
ということは住吉、中津と合わせて3台が存在するってことですね。
出不精の私にとってはまだまだ遭遇できる機会は少なそうです。
by サットン (2014-03-09 12:21) 

飛んでモアイ

市役所前で見ました!
・・・と云う事は、住吉かな?
by 飛んでモアイ (2014-03-10 01:03) 

サットン

飛んでモアイさん

そうですね。住吉、中津、守口の配属という前提に立てば住吉でしょうか。
これから大阪市内をうろつく時には緊張感をもって臨まねばなりませんね!
by サットン (2014-03-10 11:14) 

のり

懐かしいゼブラバス、最近、玉出交差点あたりで、ちょこちょこ見かけます。うまく当時のイメージを再現しておられますね。
阪堺も、往年の南海大阪軌道線色をモ601形や701形で復活させて欲しいと思っています。スポンサーとの絡みもあると思いますが、下地のよい車両にあの色のラッピングは、結構映えると思うと以前から思っているのですが…。
by のり (2014-03-11 07:05) 

サットン

のりさん

まさか平成の御代にゼブラバスに対面しようとは思ってもいませんでした♪
今のボディは軽快なデザインなので往時のイメージとは印象が異なりました。現代でも通用しそうです。
ラッピングは各社周年記念行事の一環で実施しているケースが多いですね。阪堺も次の節目に期待できるかも。今のラッピングってかなり融通がきくようですし。
by サットン (2014-03-11 16:25) 

ファジー

ゼブラバス懐かしいです。シックな暗緑色も現在に通じるお洒落だと思いますね。後輪部分に大きく曲線を描いた白帯のついたのがあったと記憶してますが、この一世代前のデザインでしょうか?
by ファジー (2014-03-12 06:51) 

サットン

ファジーさん

ゼブラデザイン、今の軽快なボディにもよく似合ってますね。
ご指摘のデザインについてネット上を検索したところ、バスコレクション第7弾で商品化されているものかと思われます。1953年に日野が販売開始したBD34がモチーフとのことなのでゼブラの一世代前でしょうね。
http://www.tomytec.co.jp/diocolle/lineup/bus/buscolle7.html
by サットン (2014-03-12 16:32) 

anemone

はじめまして
いつも楽しく読ませて頂いてます。
通勤にバスを使ってまして
何度かゼブラバスに乗った事があります。車内に歴代のバスの写真があり
広告?みたいなのも昔の映画看板風に工夫されています。いつもと違う雰囲気で楽しめますよ
by anemone (2014-03-16 22:31) 

サットン

anemoneさん、いらっしゃいませ!

このバス、外観だけじゃなく、車内も特別な仕掛けが施されてるんですね。
是非乗車の上、じっくりと眺めてみたいものですが、なかなか当りそうにないですね。
ダラダラ更新の当ブログですが、今後ともお付き合いいただければ嬉しいです。
by サットン (2014-03-17 11:12) 

紅玉国光(富山市)

大阪市営バスの、濃緑の縞馬塗色(ワンマン車とツーメン車では窓下帯の色が変えられていたんでしたか……)は、歴代塗色の中でも特に強い印象をもって記憶されている様ですね。
呉羽車体や金産車体が盛んに購入されていた時期の塗色(スタンダードな三菱ふそう+呉羽でも、元祖ワンステップのB820Jが1台だけ入ったり、UDエンジンの民生フレーム付シャーシー+呉羽という異色の組合せが特注されていたり、MR510+呉羽とかBT51+金産で前後同一プレス構体が大量に入ったり……ゼィゼィハァハァ)なので、紅玉にも興味深いものが(血涙)。
市電の濃赤茶色(一般にマルーンと言われているが、阪急色や近鉄色とは異なり、正式には“溜色”即ち天然漆を重ね塗りした色合いで、陛下が御乗用になる御料車と同じ色。明治の創業期、我が国6大都市中で唯一、公営だった大阪市電のみに特別に許可されたと云う由緒を持ち、往時の大阪の地位の高さを物語る逸話として有名)とセットになる色として一番相応しいのは、この塗色ではないかと思います。
コスト削減から淡白な塗色になってしまった感もある現在の大阪市営バスからすれば、贅沢な……と思われますが、「貧すれば鈍する」では無い“浪速の心意気”を示して貰いたいものです。
by 紅玉国光(富山市) (2014-04-06 12:08) 

サットン

紅玉国光さん

返信が遅くなり申し訳ありません。
このゼブラ塗装が活躍していた頃、私は鼻タレ小僧だったんですが、それでもこの重々しい色使いは強烈な印象として記憶に残っています。今のような窓が広く取られた車体ならともかく、当時のモノコックボディは窓も小さく、リベットだらけで今から思うとまるで装甲車を思わせるものでした。
大阪市電の茶色にはそんな深い意味があったんですね! まさに大大阪と呼ばれるに相応しい逸話ですね。
それを思うと今の大阪市バスのデザインときたらまるでメーカーのパンフレットのように当たり障りのないものになってしまって。
民営化に向けて動く大阪の公営交通ですが、もう一度大大阪の気概を取り戻して欲しいものです。
by サットン (2014-04-13 11:25) 

ゆう

こんにちは
今日、仕事が休みだったので自転車で梅田に行ったりして、
チケットショップに行きクオカード、マックカード 495円で買いましたが、
少し前にセブラ塗装が37系統で運行していて、37系統は乗る時はよく乗ったりしていますが、今日は中津営業所にセブラ塗装が休んでいました。


by ゆう (2014-04-22 17:24) 

サットン

ゆうさん、いらっしゃいませ。

ゼブラバス、各営業所に1台の配置なので、そいつが入庫しているといくら待ってもダメですから遭遇するのは至難の業ですね。
チケットショップ、たしかこの写真の背景付近にも1軒ありましたね。昔は新幹線のチケットを買うのによく利用していましたが、このところご無沙汰です。
by サットン (2014-04-27 13:44) 

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