乗りつぶし 城端線編 2022夏の富山旅③ [鉄道の旅]
12年前のリベンジを果たす
富山県の山奥五箇山から「世界遺産バス」(>>>こちら)に乗り、やって来た城端駅前、時刻は13:00。目的はもちろんJR城端線を乗りつぶすことであります。
▲きれいに手入れされた城端駅舎
この城端線とはある因縁があります。12年前の夏、富山県下未乗路線踏破作戦を展開中だった私は高岡駅にいました。多くの乗り鉄同様城端線と氷見線をセットで乗りつぶす予定にしておりましたが、うっかり城端線の発車時刻を勘違いしてしまい乗り遅れるという失態を犯してしまいます。結果氷見線のみを乗りつぶし、泣く泣く撤収したのでありました。今日は、いよいよ12年前のリベンジを果たすときが来たのです。少々鼻息も荒くなります。
※氷見線乗りつぶしの様子は >>>こちら
▲清掃の行き届いた待合室
待合室に入るとかつて駅舎の壁面を飾ったであろう駅名標が迎えてくれます。古い木造駅舎ながら内外ともにきれいにメンテが行き届いており気持ちいい。
▲乗って残そう城端線
その待合室の一角には指名手配犯のポスターに並んでこんなポスターが。「守ろう私達の足」とありますので、乗って残そう的な趣旨のようです。コロナ禍の煽りで俄かに高まったローカル線存廃論議に危機感を覚えたのでしょうが、城端線はまだ安泰じゃないかと思うんですが。
▲富山までの乗車券
窓口で富山までの乗車券を求めます。¥960也。これが城端線存続の一助となればいいんですが・・・。
▲お約束の駅名標と
▲終端部分を
13:23発の高岡行き340Dは既に入線しており、三々五々乗客が乗り込んでいきます。
いつもは完乗後に紹介している終端部の画像ですが、今回はいきなり登場します。
▲キハ47登場!
その340Dはいうまでもなくタラコ色のキハ47の2連であります。全国的に見てもその数を減らしているキハ40一族ではありますが、JR西日本管内にはまだゴロゴロしています。
▲絶賛散水中
線路を見るとレールに散水が行われています。猛暑によるレールの膨張を抑えるためでしょうが、局所的に冷やしたところで効果があるのでしょうか?
富山県の山奥五箇山から「世界遺産バス」(>>>こちら)に乗り、やって来た城端駅前、時刻は13:00。目的はもちろんJR城端線を乗りつぶすことであります。
▲きれいに手入れされた城端駅舎
この城端線とはある因縁があります。12年前の夏、富山県下未乗路線踏破作戦を展開中だった私は高岡駅にいました。多くの乗り鉄同様城端線と氷見線をセットで乗りつぶす予定にしておりましたが、うっかり城端線の発車時刻を勘違いしてしまい乗り遅れるという失態を犯してしまいます。結果氷見線のみを乗りつぶし、泣く泣く撤収したのでありました。今日は、いよいよ12年前のリベンジを果たすときが来たのです。少々鼻息も荒くなります。
※氷見線乗りつぶしの様子は >>>こちら
▲清掃の行き届いた待合室
待合室に入るとかつて駅舎の壁面を飾ったであろう駅名標が迎えてくれます。古い木造駅舎ながら内外ともにきれいにメンテが行き届いており気持ちいい。
▲乗って残そう城端線
その待合室の一角には指名手配犯のポスターに並んでこんなポスターが。「守ろう私達の足」とありますので、乗って残そう的な趣旨のようです。コロナ禍の煽りで俄かに高まったローカル線存廃論議に危機感を覚えたのでしょうが、城端線はまだ安泰じゃないかと思うんですが。
▲富山までの乗車券
窓口で富山までの乗車券を求めます。¥960也。これが城端線存続の一助となればいいんですが・・・。
▲お約束の駅名標と
▲終端部分を
13:23発の高岡行き340Dは既に入線しており、三々五々乗客が乗り込んでいきます。
いつもは完乗後に紹介している終端部の画像ですが、今回はいきなり登場します。
▲キハ47登場!
その340Dはいうまでもなくタラコ色のキハ47の2連であります。全国的に見てもその数を減らしているキハ40一族ではありますが、JR西日本管内にはまだゴロゴロしています。
▲絶賛散水中
線路を見るとレールに散水が行われています。猛暑によるレールの膨張を抑えるためでしょうが、局所的に冷やしたところで効果があるのでしょうか?
▲砺波平野を行く
列車は定刻に発車、私の乗っている車両は5人程度の入りです。
車窓は砺波平野特有の散居村の風景が展開する長閑な眺めが続きます。
▲砺波市の代表駅
城端線のほぼ半ば砺波駅に着きます。さすがに砺波市の代表駅というだけあって多くの乗客が乗り込んで来ます。
駅舎も近代的な橋上駅となっています。Wikiによれば1998年改築のこの駅舎は富山県初の橋上駅舎だそうです。
▲新高岡駅にて
高岡に近づくにつれて車窓は多くのローカル線と共通の風景になり退屈を覚えます。スマホに目を落としているうち到着したのは北陸新幹線乗換駅新高岡。ホームにはこんな掲示が。新幹線乗換駅とはいえ棒線状の城端線ホーム、乗り間違える乗客も少なくないようです。っていうか、この駅新幹線接続駅としてどの程度機能しているのでしょうか?
▲高岡駅到着
14:17、終点高岡駅に到着、城端線29.9km無事踏破完了です。同時に12年間のモヤモヤも解消です。
▲肩身の狭そうなJR西の駅名標
ようやく城端線を乗りつぶしたというのに何か違和感を感じます。一つは辿り着いた高岡駅がJRの駅ではなくなっていたこと。もう一つがスケジュールの都合上、終点側から攻めたことが原因のようです。お陰で往復する手間が省けたわけですが。
▲富山方にはヨンマル達のネグラが
次号は特急列車が来なくなった高岡駅の様子を見てみます。
今回の成果
新規踏破区間 JR西日本 城端線 城端ー高岡 29.9km
JR西日本踏破率 91.771%(91.159%)
JR踏破率 87.749%(87.595%)
( )は直前のデータ
※「乗りつぶしオンライン」による集計
城端線完乗〓
高岡はともかくとして城端駅くらいは硬券切符欲しいですね...ところで富山電鉄は完乗しましたか?
by 硬券屋 (2022-09-24 19:31)
硬券屋さん
確かに城端駅は硬券切符が似合う佇まいでしたよ。
もちろん富山地鉄にも乗りました。完乗できたかどうかはネタバレになってしまうのでここではコメントを控えさせていただきます。
by サットン (2022-09-24 19:45)
富山訪問の際、城端線の高岡・福光間を往復しました。
気動車とはいえ結構スピードが出ていた記憶があります。時速70キロくらいでしょうか。
上の子供がまだ1〜2歳の頃でした。
懐かしく思い出されます。
by のり (2022-09-24 23:31)
のりさん
そうですね。砺波平野を行く城端線は急な勾配、急な曲線もなく非力なキハ40系でも快調に走れますね。ただ、その分車窓は変化に乏しく後半はスマホに気を取られがちでした。
by サットン (2022-09-25 18:34)
12年前の城端線リベンジ達成、よかったです。
高岡駅は自分、3セクになる前年に来ましたけど、
その時は特急も走って賑わっていました。
現在の状況、なんか想像がつきますね。
続きを楽しみにしています。
by まるたろう (2022-09-25 20:59)
おはようございます。
数年前に世界遺産バスで合掌造り集落を見学しましたが、城端線には乗らず。反省です。少しは接続を考慮してくれたら・・・もしくは高岡-城端間は共通乗車にしてくれれば・・・・乗車機械が増えるのですが。
by やまびこ3 (2022-09-27 07:44)
まるたろうさん
12年越しの城端線完乗、喉に刺さった小骨が取れたような感じですっきりしました。
高岡駅、駅舎は立派になったんですが・・・。おそらくご想像のとおりかと。
富山シリーズ、もう少し続きますが、よろしければお付き合い下さい。
by サットン (2022-09-27 23:16)
やまびこ3さん
私はやまびこさんとは逆に合掌集落には目もくれず、城端線に直行してしまいました。
当初は高岡までバスで直行するつもりでしたが、城端駅前を経由すると知り、喜んで途中下車した次第です。
by サットン (2022-09-27 23:34)