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嗚呼、2013年 [サットン心の叫び]

鳴かず飛ばずの1年でした・・・・

間もなく2013年も暮れようとしていますが、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。
私はというと一言で言えば「引き篭もりの1年」でした。行動範囲は2府2県(大阪、京都、兵庫、和歌山)のみ。まあ、持病の進行に加え、例年出かけることが多い夏場が記録的な猛暑だったことが要因と思われますが、あまりにも酷い! それに比例してブログの記事更新もご覧のとおり。年間記事数39本は当ブログ開設以来最少となりました。ご来訪いただいた皆さんをがっかりさせてしまったのでは、と反省しきりであります。

そんな1年ですが、振り返って見ると・・・・

2月
近い将来消滅が予想される阪神「赤胴車」の様子を見に数年ぶりに阪神電車を訪問。すっかり影が薄くなってしまった伝統の赤胴車の現状を見て驚いたものでした。

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▲阪神赤胴車の現状を視察(尼崎)

4月
KTRの「あかまつ・あおまつ」の京都駅での展示会に参加。すっかりお馴染みの水戸岡トレインですが、乗ってみたいと思わせるのは流石でした。帰路、図らずも阪急「京とれいん」に乗車できたのも収穫でした。

5月
GWに南海乗りつぶしを敢行。加太・和歌山港・多奈川各線を乗りつぶし、やっと南海全線完乗と相成りました。併せて「サザン・プレミアム」に初めて乗車。「ラピート」にも久し振りに乗ったのでした。

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▲「ラピート」にも久し振りの乗車(関西空港)

12月
近くにありながら長年放置してきた六甲ライナーを乗りつぶす。

とこんな感じ。特に後半が酷いですな。

ラマダホテル大阪閉館

ホテルの話題もひとつ。当ブログでも取り上げたラマダ大阪の閉館は元ホテル屋にとっては特別の感慨があるニュースでした。本日のチェックアウトをもって東洋ホテルとして開業以来44年の歴史を閉じることになりました。一方、近所のグランフロント大阪には6月にインターコンチネンタルホテル大阪が開業。まさに世代交代を感じさせられます。

新年に向けて

そんな残念な2013年でしたが、暮れも押し迫って少しですが、新年の希望に繋がる話題も。
前記事で近いうちに阪急1000系の体験乗車記事をアップできれば、と書きましたが、先日やっと掴まえることに成功しました。詳しくは年明けにご報告いたしますのでお楽しみに。

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▲どうにか年内に捕捉成功

そして、阪急といえばこんなコラボ商品も。12月21日に新規開業した西山天王山駅と同時に改称された4駅の新旧駅名標をデザインした携帯クリーナーが「おーいお茶」のオマケとして登場。阪急・阪神系のコンビニ「アズナス」限定です。早速近所の曽根駅のアズナスを覗いたところお目当ての服部天神駅(服部駅)は地元とあってか既に品切れ。結局同じ宝塚線の中山観音駅のものを手にして帰りました。
阪急とおーいお茶のコラボというと、6年前にこんな記事も書いていました。 >>>こちら

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▲「おーいお茶」で阪急駅名標をゲット

とまあ、こんな1年でしたが、来年はなんとか低空飛行から脱出したいと思っております。手始めに「あかまつ・あおまつ」の様子を冬の丹後半島に訪ねることができればと。

この冬は特に西日本で厳しい寒さになると報じられております。皆さん、そんな寒さに負けず良いお年をお迎え下さい。

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ご挨拶 [サットン心の叫び]

この度、四半世紀に亘り掲げてきた「ホテル屋」の看板を下ろしました。15年ほど前に発症した脳神経系の病気がその理由です。ブログ冒頭の紹介文にある「ホテル屋サットンが・・・・」という書き出しにも「元」を付けました。

思えば幼稚園入園以来何れかの組織に属していた私ですが、40数年ぶりに無所属になったわけです。気が楽になったような、心細いような。ある種の脱力感に捉われております。そのうちホテルに身を置いていた20余年が最長の在籍期間だったということは申し上げるまでもありません。まあ、部を越えての異動のたびに転職したも同然の職場でしたので本当に四半世紀もいたのかな、という感じがあるものの思い返せば様々なことがありました。ネタ切れ対策も兼ねて回顧録でも書いてみようかとも考えたりしております。

当面の生活は大きく変わることはありません。ここ数年休職状態でしたので。こう書くと長年お付き合いいただいている方の中には「病気の割にはあちこちウロウロしてるじゃないか」と不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。この点に関し釈明させていただきましょう。全身の運動機能が徐々に失われていくこの病気は寝ていて回復するわけではありません。むしろ進行を遅らせるために無理のない程度に動いた方が良いとされております。薬の力を借りればどうにか通常の運動機能は取り戻せます。ただし、薬が効いてくれるかどうかはそのとき次第。従って、行動可能か否か、時間をかけて見極めねばなりません。よって私が出かけるのはいつもお昼頃になりますし、予め時間を約束してというのはほぼ不可能です。本当に厄介な病気であります。

このブログはもちろん継続させていただきます。会社という後ろ盾を失った今、私と社会を繋ぐパイプとしての役割はさらに重要になるかもしれません。とはいえネタ無し状態に加え、PCのマウス操作もままなりません。相変わらず不定期更新、取り留めのない内容とはなりますが、どうかお見限りなくお付き合い願えれば幸いです。


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無益な自粛こそ自粛すべし! [サットン心の叫び]

動ける者が動くとき

この度の東日本大震災で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

ジオターゲティングによるアクセス解析でも東北地方はポッカリと空白地帯となっています。このことからも被害の甚大さは察するに余りあります。
阪神大震災を身をもって体験した私としてもまさかこのような大災害を一生のうちに一度ならずも目の当たりにしようとは思ってもいませんでした。
復旧、復興は「阪神」以上の長期戦になろうかと思われますが、覚悟を決め、腰を据えて取り組んでいきましょう。

さて、復興に向けてわれわれ、特に今回被災を免れた西日本の人間が何をなすべきか。ボランティア活動、物資の提供など様々な申し入れが寄せられているようですが、現地の受け入れ態勢が整っていない今は時期尚早といわれています。浮き足立った“なんちゃってボランティア”がいかに迷惑なものであるかは過去の災害で実証されています。今はお呼びがかかるのを待つときです。

われわれが今の時点でできることは最低限度従来どおりの勢いで走り続けることだと考えます。東日本が歩みを止めてしまった今、西日本までペースダウンすることは許されません。
ところがいま、日本を覆っているのは自粛、自粛の大号令。事態が事態だけに致し方ない自粛ももちろんあるでしょう。しかし、なかには理解できない自粛が横行しているのも事実です。取り敢えず自粛しておこうという自粛のための自粛。昭和天皇崩御、阪神大震災の時の重苦しい空気が甦ります。
自粛を美徳と考える風潮もあるのでしょうが、為にする自粛、保身の為の自粛はデメリットしか生まないのです。こんな今だからこそ動ける者が動かねば誰が被災地を支援するのでしょう。誰がこの国を支えるのでしょう。健康な部分まで壊死してしまってはこの国は全滅です。こんな時に活力あるものが自らその活力を削ぐことは罪としか言いようがありません。

テレビを視ていてもCM枠は「AC」一色に塗りつぶされています。これも「阪神」の時のトラウマを惹起させます。まっとうな企業活動の一環としての宣伝をなぜ封印するのか私には理解できません。一部の分別のない連中からの攻撃を怖れてのことでしょうか。ま、なかには自粛したほうが好ましいCMもありますが。
少なくともニュース番組ではCMを復活させるべきです。報道が重要性を増すこの時期、堂々と番組提供を行えばいいではないですか。

みんなが、被災者のレベルに下りていくことは許されません。元気な人は今まで以上にペースを上げて走らねばならない時です。

昨日、春の高校野球の組み合わせ抽選が東北高校(宮城)を抜きにして行われました。ただし、開幕するか否かは未定とのこと。是非実施してもらいたいものです。「阪神」の直後、被災地で行われたセンバツがどれほど人々の心に感動をもたらしたかは記憶に新しいところです。


休眠中のブロガーさんへ

震災を機に「災害に鑑みしばらく更新を休みます」なんて宣言しているブログが散見されますが、私にはまったく理解できません!
更新を休むことで誰かが喜びますか? 誰かの支えになりますか?
こういう時だからこそ休眠するんじゃなく動きませんか。あなたのブログを楽しみに読んでいる人が少なからずいるはずです。あなたのブログに癒されている人がいるかもしれません。なのに黙ってしまって誰が救われますか!
今だからこそ静から動へ転じましょうよ!
この際だから「年中自粛モードのオマエに言われたくないわ」というのは抜きにして。


まさに国難に直面している今、企業にしても個人にしても薄っぺらな同情や自己保身から脱却して少しでもメリットのある方向に思い切って舵を切るべき時だと考えます。

そうそう、ソネブロのポイントを義捐金にすることができるそうです。私もさっそくクリックしておきました。詳しくは >>>コチラ


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さらば、2008年! [サットン心の叫び]

今年もお世話になりました!

2008年もいよいよあと僅か。みなさんにとってはどんな1年でしたでしょうか。
私にとってのこの1年を振り返ります。

◆復帰果たせず
ブログ内でも時々ふれておりますが、私には脳神経系の持病があり薬の助けを借りてなんとか人並みに動けるかなという状態です。今のところ治療法はなく難病扱いとなっております。
3月の末、職場で倒れそれ以降病気休養が続いていたのです。結局今日に至るも復帰かなわず。残念な1年となりました。ブログではあちこちウロウロしており不思議に思われるかもわかりませんね。
ともすれば絶望感に陥りがちな私の支えとなったのは家族はもちろん、友人であり同僚でありブログを通じて出会った皆さんです。

◆ブログは快調!?
その反面ブログは快調にアクセス数を伸ばし、お陰様で11月には20万PVを超えました。まあ、暇があるので更新もコマ目にできたということもあるのですが、ご覧いただいた皆々様には心より感謝いたしております。


◆新線開業ラッシュ
そんな中最大のネタを提供してくれたのが地元京阪電鉄です。10月の中之島線開業に合わせ様々な動きがあり乗るたびに新たな発見があったといっても過言ではありません。
思えば関西は稀に見る鉄道新線開業ラッシュに沸いた1年でもあります。1月の京都市営地下鉄東西線の延長に始まり、JRおおさか東線、京阪中之島線、来年は阪神なんば線と続きます。
気になるのは利用状況が各路線とも事前予測を大幅に下回っている点です。横浜市営地下鉄グリーンラインも含め概ね予測の3~4割という酷さです。プロが分析したのでしょうが、これでは子供にでもできそうです。杜撰な仕事をやっているもんです。
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◆バスオタ再び
今年はかつて鉄道同様に魅力を感じていたバスへの関心を取り戻した年でもありました。きっかけはNHKで放映された「スローなバス旅にようこそ」という番組。日本最長の路線バスといわれる奈良交通の新宮特急バスのルポでした。この番組を見た1週間後には車上の人となっておりました。その模様を記事にした「最長路線バスの旅」3部作はお陰様で当ブログ内では爆発的なヒット作となりました。
それ以後バスネタが目立つようになったのは皆様ご承知のとおりです。
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◆2009年は?
今年は残念ながら後半に未曾有(ミゾウ)の不況に見舞われ惨憺たる締めくくりとなってしまいました。2009年3月には8.5万人の派遣労働者が職を失うといわれています。しかし、この問題は不況とは関係なく派遣制度の自由化が実施された時点から懸念されていたものです。社会保険の問題といい雇用問題といい国民がぼーっとしている隙に政官財つるんでとんでもない方向に国の進路を向けていることに気付かされました。政治も経済も三流のニッポンであります。
来年はいずれにしても総選挙の年。真剣に一票を投じようと思います。


この波乱の年を象徴するかのように年末は新幹線の4日連続のダイヤ混乱。そして大晦日の今日は北海道地方の大雪で航空ダイヤが混乱しているとのこと。帰省客の皆さんお疲れ様です。
なんだか支離滅裂な締めくくりとなりました。兎にも角にも今年1年当ブログにお越しいただいた皆さん、貴重な時間を割いてコメントをいただいた皆さん、そして、私を支えて下さった皆さんに心より感謝を申し上げます。
どうか来るべき2009年が皆さんにとって少しでも良い年でありますように!
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ご来訪の皆さま、感謝です!! [サットン心の叫び]

温かいおことばありがとうございます。

先日、16日付の記事の冒頭で病状悪化について泣き言を書いてしまったところ、ご来訪の皆さまには温かいコメントを頂戴し心より感謝しております。ありがとうございます!

不思議なもんですねえ、お顔も存じ上げない方々とブログを通じてお付き合いいただき、コメントを頂戴する。長い方ですとかれこれ1年程度のお付き合いということになるでしょうか。初めはどんな方か見当もつかないのにだんだんと「この方はこんな職業に就いているんだろうな」、「住んでいらっしゃる所は・・・」などとおぼろげながら姿が浮かんでくる。勝手にお顔まで想像させていただくこともあります。

逆に常連さんの記事がしばらく途絶えたりすると「体調でも崩されたのかな?」と心配になることもあります。ご来訪が無いと「やばいな、あの記事の中身が良くなかったのかな?」と詮索してみたり。
なんだかホテル屋稼業と似たところもありますね。

もちろん良いことばかりではありません。時には意見が対立し、袂を分かつこともあります。でも、それを乗り越えてもお付き合いいただければ、また一つその方の人物像が鮮明になってきますね。かなり難しいことではありますが。

本当に皆さまの記事やコメントを拝見していると励みになります。感謝!感謝です!!
この厄介な病気を引きずりながらあと何年生き長らえるやらわかりませんが、これからもよろしくお付き合いのほどお願いいたします。
やめられませんなあ!ブログなるもの。

文末になりましたが、サボっている間にアクセス数が7万件を超えておりました。重ねて御礼申し上げます。

本日はお持ち帰りいただくものもございませんので、せめて下の画像でもご覧下さい。
京阪三条駅のコンコースに設置された新デザインのLED式発車標です。3月22日の記事で予想したとおりフラップ式から取り換えられておりました。
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▲これが

▼こうなっておりました
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