リッチモンドホテル秋田駅前宿泊記 [宿泊記(東日本)]
顧客満足度ナンバー1の実力を体感
決死の覚悟で出発した「日本海縦貫線の旅」(>>こちら)からまる1年、その時の宿泊記をまだ公開しておりませんでしたのでそろそろ書いていこうと思います。第1弾は2日目の宿となった「リッチモンドホテル秋田駅前」を取り上げます。
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▲顧客満足度ナンバー1のブランド
◆リッチモンドホテルとダイワロイネットホテル
リッチモンドホテルはファミリーレストランをチェーン展開するロイヤルホールディングス㈱を母体とするホテルチェーンです。元々は大和ハウス㈱と共同出資でロイネットホテルを運営していましたが、後に大和ハウス=ダイワロイネットホテル、ロイヤルHD=リッチモンドホテルとしてそれぞれにチェーン展開を図ることになったようです。そうした経緯を物語るように客室の造りは両者に多くの共通点が見られます。
◆7年連続CSナンバー1
リッチモンドホテルはカテゴリーとしてはアッパークラスのビジネスホテルということになります。料金は少々高めながら客室はスタンダードなビジネスホテルよりも広さ、質ともにワンランク上をいくホテルチェーンです。
そのクオリティーの高さは毎年J.D.パワーが実施するホテル満足度調査で7年連続(~2012年)第1位(¥9000~¥15000部門)を獲得していることからも窺えます。他にも日本最大級の顧客満足度調査であるJCSIのビジネスホテル部門第1位(2013年)を獲得しております。
※J.D.パワー WEBサイト >>>こちら
※JCSI WEBサイト >>>こちら
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▲外観はいたってシンプル
◆このホテルを選んだ理由
秋田市内の宿泊料金の相場は比較的低いので、泊るならシティホテルでと思っておりました。最近改装を済ませたらしい秋田キャッスルホテルか駅に一番近いホテルメトロポリタンか・・・・。ところが秋の紅葉シーズンに学会などが重なっているらしく市内のホテルの予約は堅調で何れもシングルは満室。ターゲットを広げていくとリッチモンドに空きが出た様子。料金は少々高いかなと思いましたが、前述のような評判を実際に試してみることにしました。前日にじゃらんネットから予約を入れました。
[宿泊データ] 宿泊日:平成24年10月16日(火)から1泊 予約経路:じゃらんネット プラン名:シンプル素泊まりプラン 料金:¥8000(室料、税・サ込み)
◆造り込まれた客室に感心
さて、当日。日も暮れた18時前、約20年ぶりの秋田駅に下り立ち少々不安を感じながらスマホの地図を頭に入れてホテルを目指します。公称徒歩4分とのことですが、脚が故障している私は途中バスロータリーに阻まれたりしながら約10分ほどで辿り着きました。明るくシンプルなロビーに迎えられチェックインです。フロントには女性クラークが2名。リッチモンドは初めてであるか?と問われます。そうである旨答えると丁寧に礼を申し述べられ、滞在中の注意事項などの説明を受けカードキーを受け取り、このカードをチェックインマシンに挿入し精算を済ませるよう指示されます。言われたとおりにフロント横のATM風のマシンで支払を完了、アサインされた2階の客室へ向かいます。
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▲シングルルーム
CSナンバー1のふれ込みに期待を膨らませドアを開けます。第一印象は広い! 18平米とのことなので一般的なビジネスホテルのシングルに比べ約5割広いことになります。そして、明るい! 照明をフルに点灯すると薄い茶系のインテリアも相まって非常に明るい。ちょっと落ち着かないくらいです。そこに幅154cmのセミダブルベッドがでーんと置かれて一面真っ白なデュベが更に明るさを強調しているようです。
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▲小さいながらもソファセットが
窓際にはリッチモンドが売り物にしているワイドサイズのライティングデスクと掛け心地の良さそうなハイバックタイプのデスクチェアが設えられており使い勝手が良さそうです。加えて小さいながらもソファとテーブルのセットも用意されております。かねてよりの持論で20平米以下の客室ではデスクチェアをグレードアップしてスペースを取るソファセットは撤去すべしと主張しておりましたが、ここのソファは居心地が良かったです。今回は夕食を駅弁の持ち込みで済ませたわけですが、やはりデスクで食べるよりはソファで食べたいですね。持論撤回です。
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▲ワイドサイズのデスクはリッチモンドのセールスポイント
この他、ベッドサイドに用意された携帯充電用アダプターやインスタントコーヒーのサービスなど痒いところに手が届く小技も光ります。利用者目線に立った客室造りを感じました。
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▲ヘッドボードの携帯充電キットとコーヒーのサービス
続いてバスルームを覗いてみましょう。こちらもシングルルームとは思えないほどゆったりしています。バスタブのサイズも大きく身長177cmの私も窮屈な思いをせずゆっくりと疲れを取ることができました。シャワーの水圧も十分でした。
そしてバスルームのインテリアにも一工夫が。通常ビジネスホテルのバスルームというと白一色が当たり前ですが、ここは正面のみ細かな横縞模様があしらわれておりメリハリの効いたデザインに好感を持てます。
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▲バスルームもゆったりサイズ
シャンプー、ボディソープもディスペンサーではなくボトル式です。アメニティ類は歯磨きセット、髭剃り、綿棒、ヘアブラシと一通り揃っており、何れも黒で統一されたスタイリッシュなデザインです。
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▲充実したバスアメニティ
というわけで今回の宿泊はたいへん満足のいくものでした。各種顧客満足調査の結果を裏付けることともなりました。最近リッチモンド同様シティホテル並みの宿泊設備に特化した日経トレンディいうところの「新型ビジネスホテル」が人気を集めているのもわかりますね。今後、低価格を追求したバジェットホテルとの2極分化が一層進むのではないでしょうか。その結果淘汰されるのは旧来のビジネスホテルと老舗という名の老朽化したシティホテルじゃないかと思います。
さて、少し気になるのが¥8000という価格です。私は十分価値があると感じましたが、出張宿泊費が限られたビジネスマンにはちょっと微妙な線かもしれません。あなたなら出張時に¥8000払えますか?
決死の覚悟で出発した「日本海縦貫線の旅」(>>こちら)からまる1年、その時の宿泊記をまだ公開しておりませんでしたのでそろそろ書いていこうと思います。第1弾は2日目の宿となった「リッチモンドホテル秋田駅前」を取り上げます。
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▲顧客満足度ナンバー1のブランド
◆リッチモンドホテルとダイワロイネットホテル
リッチモンドホテルはファミリーレストランをチェーン展開するロイヤルホールディングス㈱を母体とするホテルチェーンです。元々は大和ハウス㈱と共同出資でロイネットホテルを運営していましたが、後に大和ハウス=ダイワロイネットホテル、ロイヤルHD=リッチモンドホテルとしてそれぞれにチェーン展開を図ることになったようです。そうした経緯を物語るように客室の造りは両者に多くの共通点が見られます。
◆7年連続CSナンバー1
リッチモンドホテルはカテゴリーとしてはアッパークラスのビジネスホテルということになります。料金は少々高めながら客室はスタンダードなビジネスホテルよりも広さ、質ともにワンランク上をいくホテルチェーンです。
そのクオリティーの高さは毎年J.D.パワーが実施するホテル満足度調査で7年連続(~2012年)第1位(¥9000~¥15000部門)を獲得していることからも窺えます。他にも日本最大級の顧客満足度調査であるJCSIのビジネスホテル部門第1位(2013年)を獲得しております。
※J.D.パワー WEBサイト >>>こちら
※JCSI WEBサイト >>>こちら
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▲外観はいたってシンプル
◆このホテルを選んだ理由
秋田市内の宿泊料金の相場は比較的低いので、泊るならシティホテルでと思っておりました。最近改装を済ませたらしい秋田キャッスルホテルか駅に一番近いホテルメトロポリタンか・・・・。ところが秋の紅葉シーズンに学会などが重なっているらしく市内のホテルの予約は堅調で何れもシングルは満室。ターゲットを広げていくとリッチモンドに空きが出た様子。料金は少々高いかなと思いましたが、前述のような評判を実際に試してみることにしました。前日にじゃらんネットから予約を入れました。
[宿泊データ] 宿泊日:平成24年10月16日(火)から1泊 予約経路:じゃらんネット プラン名:シンプル素泊まりプラン 料金:¥8000(室料、税・サ込み)
◆造り込まれた客室に感心
さて、当日。日も暮れた18時前、約20年ぶりの秋田駅に下り立ち少々不安を感じながらスマホの地図を頭に入れてホテルを目指します。公称徒歩4分とのことですが、脚が故障している私は途中バスロータリーに阻まれたりしながら約10分ほどで辿り着きました。明るくシンプルなロビーに迎えられチェックインです。フロントには女性クラークが2名。リッチモンドは初めてであるか?と問われます。そうである旨答えると丁寧に礼を申し述べられ、滞在中の注意事項などの説明を受けカードキーを受け取り、このカードをチェックインマシンに挿入し精算を済ませるよう指示されます。言われたとおりにフロント横のATM風のマシンで支払を完了、アサインされた2階の客室へ向かいます。
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▲シングルルーム
CSナンバー1のふれ込みに期待を膨らませドアを開けます。第一印象は広い! 18平米とのことなので一般的なビジネスホテルのシングルに比べ約5割広いことになります。そして、明るい! 照明をフルに点灯すると薄い茶系のインテリアも相まって非常に明るい。ちょっと落ち着かないくらいです。そこに幅154cmのセミダブルベッドがでーんと置かれて一面真っ白なデュベが更に明るさを強調しているようです。
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▲小さいながらもソファセットが
窓際にはリッチモンドが売り物にしているワイドサイズのライティングデスクと掛け心地の良さそうなハイバックタイプのデスクチェアが設えられており使い勝手が良さそうです。加えて小さいながらもソファとテーブルのセットも用意されております。かねてよりの持論で20平米以下の客室ではデスクチェアをグレードアップしてスペースを取るソファセットは撤去すべしと主張しておりましたが、ここのソファは居心地が良かったです。今回は夕食を駅弁の持ち込みで済ませたわけですが、やはりデスクで食べるよりはソファで食べたいですね。持論撤回です。
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▲ワイドサイズのデスクはリッチモンドのセールスポイント
この他、ベッドサイドに用意された携帯充電用アダプターやインスタントコーヒーのサービスなど痒いところに手が届く小技も光ります。利用者目線に立った客室造りを感じました。
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▲ヘッドボードの携帯充電キットとコーヒーのサービス
続いてバスルームを覗いてみましょう。こちらもシングルルームとは思えないほどゆったりしています。バスタブのサイズも大きく身長177cmの私も窮屈な思いをせずゆっくりと疲れを取ることができました。シャワーの水圧も十分でした。
そしてバスルームのインテリアにも一工夫が。通常ビジネスホテルのバスルームというと白一色が当たり前ですが、ここは正面のみ細かな横縞模様があしらわれておりメリハリの効いたデザインに好感を持てます。
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▲バスルームもゆったりサイズ
シャンプー、ボディソープもディスペンサーではなくボトル式です。アメニティ類は歯磨きセット、髭剃り、綿棒、ヘアブラシと一通り揃っており、何れも黒で統一されたスタイリッシュなデザインです。
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▲充実したバスアメニティ
というわけで今回の宿泊はたいへん満足のいくものでした。各種顧客満足調査の結果を裏付けることともなりました。最近リッチモンド同様シティホテル並みの宿泊設備に特化した日経トレンディいうところの「新型ビジネスホテル」が人気を集めているのもわかりますね。今後、低価格を追求したバジェットホテルとの2極分化が一層進むのではないでしょうか。その結果淘汰されるのは旧来のビジネスホテルと老舗という名の老朽化したシティホテルじゃないかと思います。
さて、少し気になるのが¥8000という価格です。私は十分価値があると感じましたが、出張宿泊費が限られたビジネスマンにはちょっと微妙な線かもしれません。あなたなら出張時に¥8000払えますか?