ホテル業界リネームの春

年度変わりの４月１日、ホテル業界も今日を契機に名称のリブランド、リネームを行うホテルが目白押しである。
中でも目立つのがプリンスホテルチェーン。昨秋発表されたとおり「ザ・プリンス」、「グランドプリンスホテル」、「プリンスホテル」の３つのカテゴリーに分けるという大掛かりなもの。同時にロゴマークも変更されている。新生プリンスの発進に併せて各ホテルでは改装工事が行われている。従来改装などに投資することのなかったプリンスだけにようやく全うなホテル業に目覚めたのか。
都ホテルも大阪、東京の２ホテルがシェラトンのＦＣとなりシェラトン都ホテル大阪、同東京となる。フラッグシップの京都がウエスティンを冠している都は益々スターウッドとの関係を強化していくのだろう。
ＡＮＡホテルズもインターコンチネンタル（ＩＨＧ）との提携を反映し、まずは東京全日空をＡＮＡインターコンチネンタルホテル東京にリブランド。追って傘下のホテルをＩＨＧのセカンドブランドを冠した「ＡＮＡクラウンプラザホテル」に順次変更していく。
単独では新浦安オリエンタルホテルが全国的な知名度向上を図り「オリエンタルホテル東京ベイ」に改称する。

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