特派員報告 三笠鉄道村より [鉄道の旅]
[札幌発 特派員電]
小紙札幌特派員から冬のたよりが届きました。
かつての幌内線の施設を生かした鉄道保存施設「三笠鉄道村」の様子を伝えてくれました。
私の駄文が並ぶとせっかくの北国情緒がだいなしになりますので特派員レポートを一部修正のうえ引用いたします。(斜字の部分) キャプションは編集部の責任で加筆いたしました。
それでは、幌内線の香りをお楽しみ下さい。
昨日、日帰り温泉行のついでに、いにしえの鉄路跡を散策して来ました。
幌内太(三笠)駅跡
▲幌内太とは三笠駅の旧名称です
寒々しい三笠市内の中心?近くに公園として整備されてました。
公園(=構内)は結構な広さで、かつての石炭列車の姿が想像されます。
幌内方面と幾春別方面への分岐路線跡もはっきりわかりました。
▲冬季閉鎖中のためか玄関は厳重に閉じられています
▲手前はDD51?奥にはキハ82が見えます
幌内まではまだ線路が残ってました。行事に使っているのかな?
幌内は三笠鉄道村というものになってました。冬季閉鎖でしたが。
▲冬期の休館期間はまる半年におよびます
その後幾春別に向かいました。路線跡と思われるものがわりとはっきり認められます。
幾春別の駅はバス停となってました。
廃墟と化した炭鉱住宅も残っており、昭和の気分に浸れました。
▲左から 操重車ソ81、ラッセル車キ274、DD51
▲DD51とキハ22
▲ロータリー車と後方は?
幌内線は岩見沢と幌内、途中三笠で別れ幾春別とを結んでいた典型的な北海道の炭鉱路線でした。私も1983年2月22日、初めての北海道旅行の際に幾春別まで乗っていますが、この時既に三笠ー幌内間は旅客営業を廃止していました。(1987年7月全廃)
その際の印象はというと残念ながらほとんど憶えていません。当時の岩見沢付近には歌志内線、上砂川支線など似たような盲腸線が何本もあり、それらの記憶がミックスされてしまったようです。
参考までにこの時ののりつぶしは・・・・・
網走21:14-(大雪6号)-4:53砂川5:20-(621D)-5:46歌志内5:51-(622D)-6:16砂川6:24-(921D)-6:40上砂川6:45-(922D)-6:58砂川7:02-(828レ)-7:42岩見沢7:45-(733D)-8:16幾春別8:22-(734D)-8:50岩見沢
こんな具合に次から次へと終点まで行っては数分で折り返しを繰り返しています。これでは記憶がごちゃ混ぜですな。
ところで、この岩内線ですが、元を正せば北海道最初の鉄道路線である手宮線の起点部分にあたります。そうした歴史的背景もあって幌内駅跡に「三笠鉄道村」が、三笠駅跡に分館にあたる「クロフォード公園」が開設されたようです。
三笠鉄道村HP http://www.s-304.com/
寒くなってくると北海道に行きたくなります。札幌特派員も私も学生時代には毎年といっていいくらい冬の北海道を放浪していましたから。そういう意味では特派員は果報者でありますな(笑)
小紙札幌特派員から冬のたよりが届きました。
かつての幌内線の施設を生かした鉄道保存施設「三笠鉄道村」の様子を伝えてくれました。
私の駄文が並ぶとせっかくの北国情緒がだいなしになりますので特派員レポートを一部修正のうえ引用いたします。(斜字の部分) キャプションは編集部の責任で加筆いたしました。
それでは、幌内線の香りをお楽しみ下さい。
昨日、日帰り温泉行のついでに、いにしえの鉄路跡を散策して来ました。
幌内太(三笠)駅跡
▲幌内太とは三笠駅の旧名称です
寒々しい三笠市内の中心?近くに公園として整備されてました。
公園(=構内)は結構な広さで、かつての石炭列車の姿が想像されます。
幌内方面と幾春別方面への分岐路線跡もはっきりわかりました。
▲冬季閉鎖中のためか玄関は厳重に閉じられています
▲手前はDD51?奥にはキハ82が見えます
幌内まではまだ線路が残ってました。行事に使っているのかな?
幌内は三笠鉄道村というものになってました。冬季閉鎖でしたが。
▲冬期の休館期間はまる半年におよびます
その後幾春別に向かいました。路線跡と思われるものがわりとはっきり認められます。
幾春別の駅はバス停となってました。
廃墟と化した炭鉱住宅も残っており、昭和の気分に浸れました。
▲左から 操重車ソ81、ラッセル車キ274、DD51
▲DD51とキハ22
▲ロータリー車と後方は?
幌内線は岩見沢と幌内、途中三笠で別れ幾春別とを結んでいた典型的な北海道の炭鉱路線でした。私も1983年2月22日、初めての北海道旅行の際に幾春別まで乗っていますが、この時既に三笠ー幌内間は旅客営業を廃止していました。(1987年7月全廃)
その際の印象はというと残念ながらほとんど憶えていません。当時の岩見沢付近には歌志内線、上砂川支線など似たような盲腸線が何本もあり、それらの記憶がミックスされてしまったようです。
参考までにこの時ののりつぶしは・・・・・
網走21:14-(大雪6号)-4:53砂川5:20-(621D)-5:46歌志内5:51-(622D)-6:16砂川6:24-(921D)-6:40上砂川6:45-(922D)-6:58砂川7:02-(828レ)-7:42岩見沢7:45-(733D)-8:16幾春別8:22-(734D)-8:50岩見沢
こんな具合に次から次へと終点まで行っては数分で折り返しを繰り返しています。これでは記憶がごちゃ混ぜですな。
ところで、この岩内線ですが、元を正せば北海道最初の鉄道路線である手宮線の起点部分にあたります。そうした歴史的背景もあって幌内駅跡に「三笠鉄道村」が、三笠駅跡に分館にあたる「クロフォード公園」が開設されたようです。
三笠鉄道村HP http://www.s-304.com/
寒くなってくると北海道に行きたくなります。札幌特派員も私も学生時代には毎年といっていいくらい冬の北海道を放浪していましたから。そういう意味では特派員は果報者でありますな(笑)
詳細なレポートですね。
次に北海道へ行くのは、いつになるか分かりませんが、
三笠鉄道村には、ぜひ行きたいです。
by まるたろう (2009-12-15 19:39)
北海道一周、真冬の鉄道旅をしたのは確か受験がおわった高校3年の時・・・あれから約30年の月日が流れ時刻表をみれば鉄道路線が消えてる・・・
オホーツクを見ながら旅客の乗っているディーゼル運転席に入れてもらい冗談で運転させてって言ったらどうぞ!って少し運転させてもらったのを思い出しました。国鉄の古きよき時代だったんでしょうね・・・
追加の北海道ローカル線レポート楽しみにしております。
by 硬券屋 (2009-12-15 21:57)
サットンさん、学生時代いろいろ旅したんですね!
毎年北海道を放浪なんて、学生時代くらいしか出来ないかな^^;
どの季節でも良いですが、また北海道は行きたいです!
札幌から小樽への電車から見た冬の海の景色が素敵でした~
by 夏海 (2009-12-16 00:45)
ブルーシートをかけてもらって冬眠しているんですね。
by manamana (2009-12-16 09:26)
まるたろうさん
特派員たちも最近ようやく仕事のやり方を憶えてくれたようで安心しています(笑)
きざな言い方ですが、北風が吹き始めると北海道が恋しくなります。もう5年ほどご無沙汰かな・・・・。
by サットン (2009-12-16 10:09)
硬券屋さん
私の初北海道は大学1回生の後期試験終了直後です。北海道ワイド周遊券の期限まで20日ふらふらしてました。それからはもう病み付きで。
列車を運転したって話、この頃は時々聞きましたね。もちろんルール違反ですが、罰則規定がなかったせいでしょうか。今ではのと鉄道がイベントで体験運転を実施しているようですが。
その他のローカル線はスキャナーが実戦配備でき次第取り組みたいと思います。
by サットン (2009-12-16 10:20)
夏海さん
学生時代は冬には北海道って決めてましたよ。私も特派員も。私の場合就職してからも冬の休暇を取っては北海道通いを続けていました。独身時代だけですが・・・。
函館本線の張碓海岸の光景は印象的です。天候によってまったく様子が変わりますしね。あー、久しぶりに行ってみたい!
by サットン (2009-12-16 10:30)
manamanaさん
冬眠期間半年って眠りすぎですよねー。つまり、半年しか営業してないわけで。運営だいじょうぶなのかなあ・・・・。
by サットン (2009-12-16 10:34)
今日は大阪も一月並の寒さですが、彼の地はとんでもない寒さなんでしょうね。
ところで、この鉄道村には元新日鉄室蘭のSLが動態保存されていたと思いますが、半年も罐の火を落としたままで傷まないのでしょうか?気になります。
by ファジー (2009-12-16 16:21)
来年早々に、北海道へラッセルを撮りに行く予定です。
その時期に三笠鉄道村へ行ったとしても雪に埋もれて・・・。
雪解け以降に行こうにも、
旅で「レンタカー」を使わないので行くには厳しいかも??
しかし、一度は行きたい所です。
by テンやもん (2009-12-16 19:48)
ファジーさん
ご指摘の機関車はS-304でしょうか。確かに冬眠が長すぎますね。
この鉄道村、HPの情報もどこかピンボケ気味で大丈夫かいなって気がします。SL機関車って表記はないだろうって(笑)
by サットン (2009-12-16 21:59)
テンやもんさん
12月の半ばでこの状況ですから1月は雪の下でしょうね。
幌内線の代替バスもどんどん減便されているようでなかなか近付き難い様子です。
北海道はラッセル車すら吹き溜まりに突っ込み立ち往生ってなことがありますのでどうかお気を付けて。
by サットン (2009-12-16 22:09)
思っていたよりも、あれこれ保存されていてびっくりです。線路や信号機があると、やっぱり違いますね~!
きっと今日辺りも雪降っているんだろうなぁ。夏に訪れた場所が雪景色になっている様子を想像しています。
by うたに (2009-12-17 12:43)
うたにさん
今年の夏は北海道でしたね。
この三笠鉄道村には二つのエリアにかなりの車両が保存されているようです。それも国鉄末期に活躍した車両が主体なので馴染み深いです。80系DCなど編成を組めるほど残ってるようです。
by サットン (2009-12-17 19:06)
うーっ、これは寒そうです!
自分はここの特派員はとても務まりませんね…^^;
あ、意味深なコメントの意味、わかりましたか~?
近日中に記事アップしていきますが、写真が沢山ありすぎて…
サットンさんの影響?ではないですが、ちょこっとそんな感じの
記事もありますので、楽しみに待っててくださいね!
by しんりゅう (2009-12-17 23:33)
しんりゅうさん
もともと内地仕様の特派員ですが、寒冷地で頑張ってくれているようです。
次回の遠征記事は内容、画像ともに見所いっぱいのようですね!
楽しみに待ってます♪
by サットン (2009-12-19 15:07)
三笠鉄道村のWebページ見ました。大宮の鉄博のように内容の濃い展示なので、今度北海道へ行く機会があったらまっ先に立ち寄ってみたいと思いました。
学生時代に北海道を旅行した時は自然の雄大さとアメリカの貨物輸送のような本州とは違った鉄道の活気に感動しました。
標津線あたりでも日中は観光客が乗車していました。
厳しい自然の中で頼りにされていた道内各地の路線が廃止されたのは残念ですが、記憶は受け継がれていくでしょう。
by 京葉帝都 (2009-12-20 12:56)
京葉帝都さん
冬の北海道に行って驚くのは列車の混雑振りですね。特急なんて大入り満員。オフシーズンなんで空いてるだろうと思うとさにあらず。鉄道への信頼度がアップするんですね。
いま、あらためて時刻表地図の北海道を見るとその寂しさに唖然とします。
鉄道村、半年間休館じゃなかなか難関ですね。
by サットン (2009-12-20 14:28)