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南海電車点描 [鉄道の旅]

久しぶりの南海電車


▲一番下のブルーのラインは南海本線を示し高野線はグリーン、空港線はパープルになる。
昨日、岸和田までの往復に利用したのはもちろん南海電車。とはいえ昨年4月以来のご無沙汰。
わずかな距離ながら胸が躍るのは電車好きの証拠。




▲キタの阪急梅田に対するミナミの南海難波。
8線を擁するビッグスケールに泉北高速を含めて様々な電車が出入りするこの駅は見る人を飽きさせません。コンコースには様々な出店が。電車グッズも売ってます。


▲南海本線発車標
6列車を同時に表示するフラップ式の大型発車標。6列車分を全て入れ換えるのに数十秒かかりラッシュ時にはたいへんだろうに。でも、LED式に比べ視認性、デザイン性に優れたフラップ式が私は好きです。よく見ると製造銘板が貼ってあり1994年6月とありました。


▲こちらは高野線
阪急梅田の大型ディスプレイに優るとも劣らない迫力。ちなみに”りんかんサンライン”とは高野線の愛称。企画倒れですが。JR東日本の”E電”みたいなものですか。


▲ホーム頭端部の時刻表
ちょうど目線の位置にあり見やすいのです。各路線はピクトグラムでも表示され本線=波、高野線=木、空港線=飛行機がモチーフです。


▲特急和歌山市行き
見物しているうちに時間が迫りました。先発は特急和歌山市行き。”サザン”ではなく全車自由席の“特急”です。9000系の8連。少数派ですが、私の好きな車両です。同じ9000を名乗った小田急の車両と顔が似ていると感じるのは私だけでしょうか?
岸和田まで新今宮、堺に停車。


▲岸和田駅駅名標
いわゆる情報集約式。CI導入時に採用されています。非常に良いデザインだと思いますが、小さな駅では今でも古いデザインのものが残り、格差が大き過ぎます。


▲ラピートのアドトレイン
南海はアドトレイン大好きなようで。先日8000系のラッピングの際に紹介した2種類の1000系の他、ラピートも例外ではありません。でも、このデザインなかなかイケてると思いますね。
高架化の岸和田駅はホームが完全に屋根で覆われており(屋上が駐車場?)昼なお暗き状態。


▲帰りは2000系普通
時間に縛られない帰りは好みの電車で。結局選んだのは高野線からコンバートされた2000系4連の普通です。かったるくなれば途中で優等列車にスイッチすれば良いわけで。
前面には大きく”2扉車”の表示。ホームの発車標の横には”2扉4両”などドア数と組成を表示する装置が。前からあったのかなあ? それでも17mボディで編成長が短いためおばさんたちは右往左往。
(泉大津で特急退避中)


▲住之江競艇号
ギャボーン!とうとう公営ギャンブルまで。ここまでやるかといういう感じです。新8000系の広告募集には事前審査を行いますとのことでしたが、これもパスしているということは・・・・・・。
(天下茶屋)


▲1000系のクロスシート(左)と難波駅南海本線ホーム(右)
天下茶屋で高野線も含めて電車見物した後は1000系のクロスシートで難波に戻りました。

なかなか利用する機会のない南海。今回はたまたま岸和田での催事に参加するため利用しましたが、いろいろな意味で新鮮でした。
タグ:鉄道 南海
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コメント 2

南海の9000系の存在すら知りませんでした...。あるんですねぇ!!
南海本線は1000系と7000系、高野線は2000系と6000系で
急行系列車は固められているものと思っていました。

南海本線を制覇した時も、高野線を制覇した時も
特急利用でしたからねぇ...。
何せ「スルッとKANSAI 3dayチケット」を駆使して制覇しましたね。

9000系が付くのは近鉄、京阪、阪急、阪神もありますよね。
阪神の9300系増やして、直通特急の阪神8000系を減らして欲しいと
思う私でありました。
(ロングシート1時間は辛いものがある...)
by (2008-02-04 01:54) 

サットン

Sanohpyさん

南海9000は32両しか製造されていない少数派ですからね。
でも、南海本線に初めて送り込まれたステンレス車なので登場時は印象的でした。当時はグリーンの帯を巻いており、今のデザインより良く似合っていたように思います。

9000系って案外あちこちにいるんですね。京阪の9000には良くお世話になりますが。

ロングシートで1時間は確かにキツイですね。でも空いていると中と半端なクロス車よりも楽な時があります。
by サットン (2008-02-04 22:55) 

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