SSブログ

嵐電話題の駅を訪ねる [鉄道の旅]

いろいろと変わっています

スルッとKANSAIバス印ラリーの京都市内2社局を攻略すべく阪急西院駅から京都市交通局の記帳場所である北大路バスターミナルへ向かう途中寄り道したのが北野白梅町。

RIMG1325 (480x348).jpg
▲シンプルに生まれ変わった北野白梅町駅

まず訪ねたのが嵐電北野白梅町駅です。西大路と今出川通りという2大幹線道路の交差する北野白梅町交差点西側に位置する嵐電北野線の始発駅であります。この駅が駅舎改築及び構内配置の大幅変更という大規模なリニューアル工事を受け今年3月に面目を一新したとのこと。大学4年間、この界隈をうろうろしていた私としては是非この目でその変貌ぶりを確かめておきたかったのです。

RIMG1326 (480x360).jpg
▲柱には綺麗な装飾が。内部は待合室

まず駅舎を。小さくて、薄暗かった旧駅舎に比べ新駅舎はシンプルながらスマートな造り。小洒落た待合室も設置されて観光客にも使い勝手が良さそうです。
駅舎の改築に留まらず構内配置も従来の3面2線から2面1線へと大幅に整理されております。

RIMG1321 (480x360).jpg
▲立派な発車標も完備

改札口にはLCD式の発車標も設置されています。しかし、行き先に帷子ノ辻以外の駅名が表示されることって1日に何回あるんでしょう?

RIMG1327 (480x360).jpg
▲市バスFのりばに直結

加えて新駅のウリが交通結節点として市バスとの接続強化が挙げられます。北側ホームに接して市バスFのりばが設けられ、観光客に人気の急行102系統(金閣寺・大徳寺方面)を発着させ電車と市バスの乗り換えを数メートルの移動で実現しています。これにより嵐山方面と金閣寺周辺との回遊性が向上することになります。ただし、この時点ではコロナ禍により急行102系統は運休中でした。


◆日本で2番目に長い駅名を持つ駅へ

それでは次なる話題の駅へと移動します。ただし、電車は使わず歩きます。隣の駅ですから。

RIMG1332 (480x360).jpg
▲日本で2番目に長い駅名とは・・・

嵐電の線路に沿って歩きます。私が学生の頃と比べて学生相手らしいマンションが増えているようです。我々の頃は自宅生以外はほとんど下宿住まいでしたが、最近はマンションが主流のようですね。
さあ、着きました。ここが日本で2番目に長い駅名を持つ駅です。

RIMG1331 (480x360).jpg
▲さて何文字あるでしょう?

昨年3月に「等持院」から改称されたこの駅名(読み仮名26字)、当時は富山地鉄の「富山トヨペット本社前(五福末広町)」停留所(読み仮名24字)を抜いて読み仮名で日本最長の駅名になったものの、今年1月、同停留所が「トヨタモビリティ富山Gスクエア五福(五福末広町)」停留所(読み仮名32字)に改称されたのに伴い最長のタイトルを1年足らずで返上、ただの長い駅名になってしまいました。

RIMG1333 (480x360).jpg
▲地図を付けないと多分迷子になる

この駅名改称以前から嵐電と立命館は北野線の活性化、市バスの混雑緩和などを図るべく関係を強めていましたが、昨年3月、地域社会の発展と人材育成への貢献を主旨とする連携協力協定を締結、その口火を切ったのがこの駅名改称なのだそうです。この協定が実を結び、京都が学生にとって一層居心地の良い町になることを期待します。

RIMG1329 (480x345).jpg
▲レトロ電車(モボ21形)を区切りに寄り道終了

それではバス印ラリーの戦線に復帰しましょう。北野白梅町へ向け再び線路に沿って歩きます。結局今回は嵐電に1円も落としませんでしたね。この穴埋めは次回必ずします。

次号ではバス印ラリー「京都バス」編を予定しております。⇒コチラ

タグ:嵐電 立命館
nice!(15)  コメント(9) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。