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ゼンティス大阪宿泊記 前編(チェックインと部屋からの眺望) [宿泊記(関西)]

大阪都心のホテルで一人忘年会開催!

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2021年も押し詰まった師走のある日、大阪は堂島にあるホテル「ゼンティス大阪」に宿泊してきました。大阪人の私がわざわざ大阪のホテルに泊まろうというのは一人静かにこの1年を振り返ろう、つまり一人忘年会を挙行しようと考えたから。ちょうど大阪府民割「大阪いらっしゃい」キャンペーンも実施されていますし。

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▲新装なった阪神百貨店本店

まずは今夜の晩餐を手配しに梅田の阪神百貨店本店に立ち寄ります。この度全面改築によるリニューアルが完了し「食の阪神」の看板にさらに磨きをかけたとか。その阪神本店食品売り場で私が手にしたものは・・・・。それは後ほどご紹介致しましょう。

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▲大阪シティバス(復刻塗装)イメージ

ゼンティス大阪のチェックイン受付は15時からですが、時は既に16時になろうとしています。梅田から堂島のゼンティス大阪までは歩いても行ける距離ですが、ここはバスのお世話になろうということで大阪シティバス53号系統で渡辺橋まで。バスを降りれば徒歩2・3分で到着です。

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▲ホテル外観

◆ゼンティス大阪とは
昨年7月にオープンしたばかりの新しいホテルで知名度もまだまだ。しかもホテルらしくない名称とあって認知度も高くないと思われます。しかし、その正体は東京・パレスホテルを母体とする血筋の良さを誇ります。本家に当たるパレスホテル東京が宿泊、料飲、宴会のフルライン型シティホテルなのに対し、宿泊特化型で客層も異なる大阪には新しいブランドを用意したものと思われます。パレスのパの字もホテルのホの字も付けない新ブランドにパレスホテルの自信と覚悟といったものを感じます。


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▲こじんまりとしたエントランス

主要道路である四ツ橋筋から一歩入った所にゼンティス大阪はあります。周囲のビルに比べ決して大規模な建物ではありませんが、瀟洒な外観、十分に確保された公開緑地がホテルとしての存在感を主張しています。


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▲フロント前からロビーを見る

◆チェックインと部屋からの眺望
チェックインは1階玄関を入ってすぐのフロントで行います。3人も並べば一杯のこじんまりしたカウンターです。今回は「大阪いらっしゃい」キャンペーンを使っての予約だったため身分証明とコロナワクチン接種済み証を提示するとともに、問診表やら大阪府民に間違いないとの誓約書に住所、氏名を記入します。昨年の「GoTo」で不正が多発したこともあってかかなり厳重に感じました。本来のチェックイン手続きはタブレットにサインをし、クレジットカードの提示(または現金によるデポジット)だけでペーパーレスで済むようですが。

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▲書架が目立つエレベータホール

チェックインが済み、いよいよ客室へ向かいます。ポーターサービスはありませんが、インド系らしき青年のアテンダントがいて、エレベータを呼んでくれたり、カードキーによるセキュリティシステムについて説明をしてくれたりと世話をやいてくれます。おもしろいと思ったのがこのホテルのスタッフの名札はファーストネームだけをアルファベット表記している点です。意図は不明ですが、ホテルでは初めて見ました。

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▲リクエストどおりの高層階

今回アサインされたのは10階の部屋。実はこのホテルを選ぶにあたって気になったのが部屋からの眺望です。その立地から推測して抜けのいい眺望は期待できそうにありません。特に南側はこちらの16階建て(ホテルは13階まで)に対して19階建てのオフィスビル「アクア堂島」が屏風のように立ちふさがっているはずです。そこで宿泊前日に電話で「出来る限りで良いので少しでも高層階の眺望のよい部屋にアサインしてほしい」とリクエストしていたのです。いわば無理難題を突きつけたわけですが、電話にでた男性クラークは快く引き受けてくれました。その結果は・・・・。


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▲Studioルーム

それではドアを開けましょう。この瞬間は何時もドキドキします! 今回予約していたのはStudioと名付けられたダブルルームで広さは25平米とシングルユースなら十分な広さです。このホテルではこのタイプが最小にして最多を占めております。室内はネットで見たとおりのサイズ感とレイアウトで一安心。

それでは気になっていた眺望を見てみましょう。

カーテンを開けます!

ジャーン!!


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▲右手方向(北東)の昼と夜

梅田周辺のビル群が見えます。左端が「堂島アバンザ」。てっぺんが青く光っているのが「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」(梅田阪急ビル)。その隣が「大阪駅前第4ビル」、「同第3ビル」と並びます。

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▲左手方向(北西)の昼と夜

中央左寄りがタワマン、中央の白い建物が「ホテルエルセラーン」、右手が「堂島アバンザ」となります。
視線を落すと新地の気だるい景色が広がりますが、私のリクエストになんとか応えようと努力してくれた跡がしのばれます。高層階北東のこの部屋は梅田のビル群が見渡せる数少ない存在だと思われます。希望を叶えてくれたクラーク氏に感謝です。

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▲客室階フロアプラン(下が北方向)

参考までに10階フロアプランを貼っておきます。白抜きの部分が1007号室です。

◆宴のはじまり、はじまり~
それでは今回のテーマである一人忘年会の開幕です。先程阪神本店食品コーナーで手に入れたのがこれ、御堂筋弁当です! 大阪駅の老舗駅弁水了軒(現在は神戸のあわじ屋のブランド)の名物弁当です。


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▲水了軒の御堂筋弁当

かつて東京~大阪を頻繁に往復していた頃、新大阪駅では決まって購入していたものですが、水了軒の破綻とともに姿を消したのかと思っていました。涙、涙の再会であります。


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▲ビールは銀座ライオンビアホールスペシャル

小分けされたおかずがビールのアテにぴったり。たこ焼き風の練り物も懐かしい。ビールはサッポロの銀座ライオンビアホールスペシャル。限定販売の文句につられて選びました。

さて、夜も更けてきました。宴たけなわではございますが、この辺で御開喜といたします。

客室の詳細、このホテル自慢のラウンジ等の紹介は年を跨いでお届けする予定です。お楽しみに!


☆本年も当ブログにご来訪いただきありがとうございました。いつ更新されるかわからないグダグダ運営にお付き合いいただいたこと感謝の言葉しかありません。

それでは皆様にとって2022年が実り多い年になることを祈りつつ本年最後の投稿とさせていただきます。


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