大阪検定を受験! [その他]
全国各地で行われているご当地検定。
遅ればせながら大阪も今年から参入しました。名付けて なにわなんでも大阪検定。
私も待ってましたとばかりに受験いたしました。
今回は2級と3級に約6000人がチャレンジしたとか。
私はちょっと背伸びして2級に挑戦です。
受験料¥4400はちょっと高いなあ・・・・・
会場は大阪市立大学、最寄駅はJR阪和線杉本町駅です。
初めて降りる駅であります。なんというか存在感の薄い駅舎。どれが駅舎かわかりますか?
駅前には自転車置き場。平日は自転車の海に沈んでいることでしょう。
天王寺寄りの踏切には雑踏整理のために助役さん、警備員さんが立哨していました。
会場になった大阪市立大学キャンパスです。初めてお邪魔します。
大学の郊外移転が急速に進んだ大阪市に唯一残る4年制総合大学です。
こじんまりしたキャンパスです。
久々に受験票なるものを手に指定された教室に入ります。受験者の多い3級は午前に終了しており午後からの2級は比較的静かなムード。
年齢層はやはり高めかな。ざっと平均40代ってところでしょうか。
中にはテキストのみならず、スクラップブックや要点をびっしり書き込んだノートを持参している方もいてお気楽受験の私とは眼の色が違います。
14:45試験開始。
100問、90分の真剣勝負。でも4択のマークシートなのでどんどん進みます。結局60分経過した時点で早々と退出。合格ラインは70%とのこと。当落ギリギリかな。発表は8月5日に行われます。
ここでリクエストにお応えして印象に残った問題をご紹介。
●大阪人が無意識に共通語だと思って使っていることばは?
①ホッチキス ②けしゴム ③筆ペン ④おしぴん
●大阪府に実在する地名はどれ?
①高槻市サンスター町 ②東大阪市ハウス町 ③堺市堺区シマノ町 ④池田市ダイハツ町
●初代M1チャンピオンは?
①ますだおかだ ②フットボールアワー ③アンタッチャブル ④中川家
●地下鉄四ツ橋駅付近にロの字型に架かっていた橋の名で実在したものは?
①中卯橋 ②松屋橋 ③吉野屋橋 ④数寄屋橋
答えはラストに
おまけの画像
阪和貨物線の跡です。
杉本町駅の天王寺寄りの光景。関西本線八尾駅との間を結んでいたそうですが、今年3月末をもって廃線となりました。かつてはここを特急あすかなんていう列車が走っていたとか。
なぜか南海の特急りんかん
帰りはちょっと寄り道して三国ケ丘から久し振りに南海高野線に乗ってみました。なんばに着くと虎の子のこいつが入って来たのでうれしくなって撮りました。
さあ、合格発表が楽しみだ!
答は順に④④④③です。
あれやこれや・・・ [その他]
◆インフルエンザ禍
新型インフルエンザ禍のお陰で自宅軟禁状態です。持病持ちの私としては一応感染を警戒しておかないといけません。従って不要不急の外出は差し控えているわけです。
しかし、この災難だんだんと深刻になってきました。特に私の属する観光業者にとっては手痛い打撃となりそうです。出張自粛、修学旅行のキャンセル、海外からのツアー客の激減などホテル屋は踏んだり蹴ったりであります。ほとぼりが冷めたら関西地区団結して誘客キャンペーンでも張らないと体力のないところは再起できないでしょう。
知り合いが札幌で開かれる業界の催事に参加しようとしたところ主催者から「大阪からの参加は見合わせるように」と言われたそうです。以前O157騒ぎの際、渦中の堺市の学校の修学旅行が利用予定だった旅館から受け入れを断られたなんて事件を思い出します。やれやれ・・・・・
友人から「西日本パス」を使って長崎に行かないかと誘いがありました。乗り気だったんですが、娘が学校休校で自宅待機となっている中私だけ出掛けるのもいかがなものかと思い残念ながら見送りました。予定どおりなら彼らは今頃特急「かもめ」の車中か・・・・・。
実家のネコ1号
駄文ばかりでは退屈でしょうから本邦初公開!実家のネコであります。こいつはネコ1号、メインクーンとかいう種類で我が家では珍しい“有料”のネコであります。ご覧のように仰向けで寝ております。自分をネコとは思っていません。
◆大分県民のみなさん!
ブログパーツに「ジオターゲティング」を使わせていただいております。47都道府県それぞれからどの程度のアクセスがあったのかが一目瞭然ですので旅行部門の当ブログとしては楽しいパーツです。もちろん目指すは全都道府県制覇!であります。先日、これはいったか!と思う瞬間がありました。東北クリア、苦手な鳥取県、四国、沖縄県もクリアしています。夢の全国制覇かと一瞬色めき立ちましたが、なんと大分県が抜けている!誠に残念!!
というわけで大分県民のみなさん、よろしくお付き合いのほどを願います。
実家のネコ2号
これが我が家のスタンダード、無料のネコ、つまり拾ってきたネコです。野良出身ということで眼つきが悪いのなんの。
◆タグクラウド始めました
もう一つブログパーツの話。タグクラウドを導入してみました。以前から興味はあったのですが、どうも見た目がよくない。大小の文字が入り乱れて美観上よろしくない。そんなこと気にするブログかって言われそうですが、ちょっと導入を躊躇しておりました。でも、自分の記事を検索するにも便利そうなので使わせてもらいました。前記のような理由で最下段に張り付けているのでお気付きでない方もいらっしゃるかもわかりません。確かに便利です。自分のブログを見直すにも良いですね。アクセス数も伸びているようです。おまけにバックナンバーも掘り起こしていただけるので嬉しいですね。
来週からは学校も再開、私も水曜日にはいつもの阪大病院に月例の診察に行かねばなりません。ちょっと怖いですね。
こんな具合に取りとめのない内容になりました。
それでは皆さん良い週末を!
引っ越しはしたけれど・・・ [その他]
♪右を向いても左を見ても・・・・・
5月1日に枚方市から西隣の寝屋川市に引っ越しました。
多くの方のご声援のお陰か天候にも恵まれ引っ越し作業自体は無事に終了。
しかし、引っ越しはその後が本番といっても過言ではありません。何十とある段ボールを開梱し収納していくというのがたいへんです。
▲家中右も左もコイツが占拠しています
いつまでも放置していると当然生活に支障をきたしますし、フラストレーションを招いてしまいます。
でも、中には前の家で一度も開けてない段ボールがあったりして(笑)。
今度の家は寝屋川市内とはいえ、数百メートルも行くと四条畷市に入ります。私が4歳から10歳まで過ごした思い出深い地であります。
さあ、心機一転といきたいですね!
※ネットは手配が遅れて14日の開通となります。トホホ・・・・
京都「ジャンボ」のお好み焼きを食す [その他]
正月早々、金沢の友人Kから誘いのメールが入った。京都に行くので飯でもどうだとのことである。
かつてお世話になっていた母校近くのお好み焼き屋に行きたいのだそうだ。
嵐電の等持院駅より徒歩約5分。知る人ぞ知る「お好み焼きジャンボ」である。
▲今年初の京都線特急は3300系・・・・大はずれや!(桂)
16時に北野白梅町で待ち合わせなので阪急梅田15:10発の京都線特急に乗る。やって来たのはロングシートの3300系。しかも未更新車。こいつは春から縁起が良いわい。(涙)
特急で烏丸まで行き、市バス55系統に乗り換えて北野白梅町に向かう計画を立てていたが、55系統は1時間に2本しかなく間に合いそうにない。
▲桂で5300系の準急にスイッチ(桂)
思案の挙句桂で特急を捨て準急で西院に向かうことに。西院からは西大路通りを走るバスが多数走っているはずである。
▲西院駅駅名標
大学1回生の頃、この駅から市バスに乗り換えて通学していたので大体のバス路線は頭に入っているのである。地下駅を抜け出し西大路四条のバス停に向かう。
▲市バス循環203系統 オレンジの系統番号は循環路線を示す
バスは待つほどもなくやって来たもののかなりの混雑。そこにさらに乗客が乗り込むのだからドアがなかなか閉まらない。停留所ごとに同じことを繰り返すので遅れはどんどん増幅していく。203系統は北野天満宮を沿線に擁するほか、西大路通りで先程まで全国都道府県女子駅伝が開かれていた関係で特に混雑が激しかったようだ。
約束の時間に15分ほど遅れてKとKの相方と合流。嵐電北野線沿いをかつての記憶を頼りに「ジャンボ」を目指す。この付近は立命館大学をはじめ、洛星高校や京都学園大付属高などが立地する文教地区でもある。
夜の部がオープンする16:30を少しまわった頃やっとたどり着く。
▲これで焼きそば、お好み焼き各一人前!
この店のウリはその名のとおりとにかく量が多い点にある。もともと周辺の学生たちを相手にしていただけに「安くて多い」をモットーとしているのだ。もちろん味も申し分ない。値段は概ね550円也!
▲お好みジャンボ 市バスが小さく見える(笑)
われわれは3人で焼きそばとお好み焼きミックスを1人前ずつ注文したが、それで十分満腹となった。まさに学生の味方、庶民の味方である。
▲学生時代以来の「ジャンボ」にご満悦
ビールの酔いと満腹感で良い気持になり店を出ると寒風吹きすさぶ中20人程度が行列を作っている。最近テレビなどで紹介されていることも影響しているのだろう。
営業時間、定休日などは少々複雑なので必ず確認してからお出かけになることをお勧めする。
ジャンボの詳しい情報は「コチラ」
▲烏丸御池から四条烏丸までは地下鉄烏丸線
19時の列車で金沢に帰るKたちと烏丸御池で別れ大阪に戻る。
まずは赤字に苦しむ京都市営地下鉄の烏丸線で四条烏丸へ。地下連絡通路を歩き阪急河原町へ向かう。
もちろん特急の座席を確保するためである。・・・くれぐれも座席確保のための折り返し乗車はご遠慮下さい。
▲今も京都線のクイーンとして君臨する6300系(梅田)
河原町で特急を待っているとやって来たのはまたまたロングシートの8300系。帰りはクロスシートでと見送ると次に来たのは6300系。かなり老朽化が目立ち始めてはいるが今も阪急の看板車両であることに変わりはない。おかげで梅田までぐっすり眠ることができた。
新年早々風邪で躓き11日にしてようやく電車の登場とあいなりました。
良き一日でありました。
こんな記事が受けました! 鉄道・旅ネタ編 [その他]
お盆休みで新ネタもないし、というわけで当ブログ初の過去記事棚卸しを行いました。
「ホテル&トラベルジャーナル」を名乗る当ブログでありますが、ご来訪の皆様ご存知のように大部分が鉄道ネタとなっております。この点につきましては看板に偽りありの感否めず、対応を検討中です。
しかし、少数派であるホテルネタもアクセス数は鉄道ネタに劣らないものがあり質的には面目躍如というところでしょうか。
以上のような観点から「鉄道・旅部門」と「ホテル部門」に分けてアクセス数上位10作品をあらためて見詰め直したいと思います。
それでは今日は鉄道・旅部門のベスト10です。
1位 京阪新3000系を空撮
大げさなタイトルですみません。
1位 南海8000系に体験乗車
同率首位に輝きました。Googleで“南海8000”と検索すると12位に。
3位 阪神1000系に乗れました
営業2日目の同乗ルポです。
4位 速報阪急宝塚線に9000系登場
宝塚線用9000系営業開始初日のルポです。
5位 「直通快速」奈良行体験乗車
おおさか東線に登場した直通快速尼崎ー久宝寺間の乗車ルポ。
6位 大阪・釜山を毎日出航
パンスターフェリーのご紹介。船ネタにしては珍しくランクイン。
7位 阪神なんば線の工事現場を見る
開業を1年後に控えた西九条・九条駅付近のレポート。
8位 阪急に優先座席が復活
鉄ネタというより時事ネタとしての反応が多かったですね。
9位 阪急・阪神1dayパスの旅①
3部作の第一編。秋の阪急・阪神を満喫。
10位 近江塩津駅探訪
この駅に魅せられた筆者としても嬉しいランクイン。
8万アクセス記念 大フィル星空コンサート [その他]
世界一サービス精神旺盛なマエストロとともに
4月26日に、当ブログへのご来訪件数が8万件を超えました。
それを記念して、今年で3回目を数える大阪フィルハーモニー交響楽団による「星空コンサート」を聴きに出かけてまいりました。
ライトアップされた大阪城が見下ろします。
会場は大阪城西の丸庭園です。市バス大手門停留所に着いたのは開演時間を既に10分近くオーバーした18:40頃。いつもながら段取りの悪いことで。
大手門から城内に入り、石垣の間を抜けるとゲートがあります。入場料は大人1000円ですが、私は身障者手帳があるのでフリーパス。ありがたいことで・・・・。
庭園に入ると既に特設ステージから「ワルキューレの騎行」が聞こえてきます。それにしても会場が広い!ステージの様子なんて窺えません。観客も前方に半分ほど。「去年の公演をテレビで見たときはもっと大勢いたのに」と思いながら芝生席の半ば付近に席を占めます。
ステージ上では今やすっかり大フィルの顔となった大植英次氏が得意のパフォーマンスと話術で聴衆をわかせています。ホントこの人ほどサービス精紳旺盛なマエストロは他にいないでしょう。とうとう、”食い倒れ太郎”の帽子を被り「誰か、ぼくを買って下さい」なんて言い出しています。もちろん、会場は大爆笑。
かと思うと会場に来ていた平松大阪市長を掴まえしばらく掛け合いで笑いを取ります。
定期演奏会では味わえないほのぼのとしたムードの中プログラムは進行して行きます。気が付くと拍手のボリュームが随分大きくなっています。後ろを振り返るとガラガラだった後方席にもびっしりと聴衆が!
ますます場内はヒートアップし立ち上がる人、”エイジコール”を送る女性など皆好き好きに楽しんでいます。
マエストロもステージから客席に下り、握手に応えていますが、すぐに視界から消えてしまいました。つまり、もみくちゃにされてこけてしまったようで。
白い上着が大植英次氏
さあ、ラストの演奏です。曲はチャイコフスキー、「序曲1812年」。大砲の音が派手に鳴り響く賑やかな曲です。この曲のため4つの大学、高校から100名のブラスバンドがゲストとして参加します。この大編成で演奏される1812年。ステージには張りぼての大砲も登場し煙を吹いています。このビッグスケールのコンサートを締めくくるには最適です。演奏が終わると一万人近い聴衆が総立ちで拍手、拍手!感動を伝えようと頭上で手を叩く人、指笛を吹く人など感動のレベルはどんどん上昇!
マエストロも「これで終わるわけには行きませんね」とラデッツキー行進曲(だったかな)「星条旗よ永遠なれ」で応えます。もう、クラシックコンサートというよりお祭ムードですね。
やんや、やんやの大喝采
再びステージに立ったマエストロはタイガースの半被を着てタクトを振ります。恒例の「夕やけこやけ」、「七つの子」、「ふるさと」を演奏。聴衆からは自然と合唱が起こります。正にステージ上と聴衆が一体となったという感じです。なんか、胸に込み上げてくるものが・・・・。
みんな楽しそう
オーラスは毎度の「八木節」。マエストロは「さあ、みんな踊りましょう」と声をかけつつ既に踊っていました。踊る指揮者大植英次ここにあり!!
予定時間を20分ほどオーバーした20:20頃、これで今年の「星空コンサート」は終わります。
次は秋の「大阪クラシック」で楽しませていただきます。
会場はこの中でした
この会場にいると大阪が元気がないなんて全く感じません。
その昔「大阪は文化不毛の地」などと言った学者を連れて来たいですね。
ブラボー大阪!
関連記事:大阪クラシック開幕
アテンションプリーズを見ました。 [その他]
4月3日放映のフジテレビ系ドラマ、「アテンションプリーズ・シドニー編」をご覧になっただろうか。ヒコーキものということと、3年ほど前に訪れたシドニーが舞台ということもあり、つい見てしまった。
TBS系の”元祖アテプリ”に子供心をすっかり魅了されてしまった私には「スチュワーデス物語」調のフジ版アテプリには言いたいことは多々あるが、今回のあの台詞はいただけない。主人公美咲洋子の「世界一安全な着陸ができました」という終盤の一言である。脚本家は気を利かせて入れたのだろうが、いまのJALには皮肉としか取れないだろう。
ドラマの流れとしては以下のような具合である。
ドラマも終盤、シドニーからの復路、美咲たちが乗り込んだJL772便は成田に向け順調に飛行を続ける。そしてこのフライトの着陸はコーパイ(副操縦士)堤が機長昇格訓練の一環として操縦桿を握ることに。ところが、着陸態勢に入るもコックピットには右側主脚に異状ありのサインが。高度を下げ滑走路上をローパス(低空で通過)し、地上から整備員が目視で状況を確認する。結果、脚は異常なく出ており無事に着陸する。そこで美咲が機内放送でこの台詞を発するのである。
脚本家や制作スタッフは最近のニュースを見ていないのだろうか?次から次からモグラ叩きのように多発するJALの事故。そして、訓練中の事故が突出しているという状況。まるで今回の筋書きにピッタリではないか。私ならこんな台詞を残す度胸はないだろう。
やっぱりTBS版が良かったとあらためて思い返す私であります。
世界一安全な航空会社を目指せJAL!
世界一安全な着陸・・・・・・
お蔭様で1000アクセス/日 & 累計5万アクセス [その他]
まったく想定外であります
▲2月20日11:15頃の東海道新幹線鳥飼基地 700系とN700系の違いが良く分かる
どうしたことか昨日、2月21日のアクセス件数は23:20現在で1020件。これまで200~300代だったことを考えると爆発的な数字であります。前日にメンテがあったことその他を考慮しても驚きであります。昼頃に既に500件を突破していましたが、まさか4ケタまで伸びるとは。
実は明日から一泊二日で金沢の悪友宅に遊びに行く予定になっており、帰って来た頃に5万件突破かなあと予測しておりました。そして、5万件突破謝恩企画として「加賀百万石慢遊記」でもアップするかと密かに計画していたのでありますが。
とにもかくにもここまでお付き合いいただいた皆々様に御礼申し上げます。ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
川端康成と東山魁夷 [その他]
響き合う美の世界
京都文化博物館 地下鉄烏丸御池駅5番出口を出て東に徒歩5分(元日本銀行京都支店)
京都文化博物館で開催中の特別展「川端康成と東山魁夷」を観に行った。日頃は芸術とは無縁の私ではあるが、さすがに日本の芸術界のビッグネーム川端康成と東山魁夷が取り交わした私信を現物のまま拝読できるとあって出かけてみたのだ。
故人とはいえ私信を公開するのは如何なものかとも思うが、作家と画家という立場を越えた二人の交流には心惹かれるものがある。
いつものように京阪特急で三条へ向かい、三条京阪で地下鉄東西線に乗り換え烏丸御池から徒歩5分のところに会場となる京都文化博物館はある。てっきり岡崎周辺かと思っていたが、市街地のど真ん中である。烏丸通を東に入るとすぐレンガ造りの建物が見えたが、これは中京郵便局。さすがに京都である。博物館級の建物がごろごろしている。
本物の京都文化博物館もレンガ造りの立派な建物である。最近のレトロ建築ブームを反映してか多くの人がカメラを構えている。
正面玄関(左) いよいよ24日までとなりました
館内は無料ゾーンと有料展示ゾーンに分けられ、特別展はもちろん有料である。ただし、私は障害者手帳の交付を受けているので無料となる。ありがたく入場させていただく。
展示会場には東山魁夷の絵画とともに川端康成の肉筆原稿、そして今回のメインである二人の間で取り交わされた私信が展示されている。ほとんどがごく短い文章だが、心の通じ合いというようなものが感じられた(ような気がする)。
直筆のままではとても解読できないので横には解説が添えられているのがありがたい。
私も歳相応にこういった手紙文が書けるようにならねばいかんなと自戒する。
時間一杯まで鑑賞し疲れたので館内の喫茶店で一休みした後再び烏丸御池へと歩き始めると雪が降り始めた。
ブラボー!のだめカンタービレ in ヨーロッパ [その他]
もちろんというか意外にというか中身も良かった。ほとんどのシーンは笑わせていただいたが、千秋がコンクールの本選でオケの心を掴みコンサートマスターと目で語り合いながら素晴らしい演奏を引き出していくシーンには思わず涙してしまった。まるで劇中で涙をこぼしながら演奏に聴き入る”のだめ”に完全に感情移入してしまったようだ。エンディングの頃には涙と鼻水でグシャグシャ状態に。潤んだ目でエンドロールの撮影協力の中に”SNCF”(フランス国鉄)の文字を確認していた。
さあ、明日の後篇が楽しみだ。